累計発行部数が700万部を超える大人気漫画を、
主演に眞栄田郷敦を迎えて実写映画化する、
映画『ブルーピリオド』の本予告映像と本ポスターが公開された。
まわりの空気を読みながら器用に生きてきた高校2年生、主人公の矢口八虎(眞栄田郷敦)は、ある日、
美術の授業で「私の好きな風景」という課題を
与えられ、仲間と夜を明かした後に見た早朝の渋谷の風景を描く。“青く”見えたその風景を想いのままに描くことで、八虎は初めて本当の自分をさらけ出し
「生きている実感」を得て、美術に自分の生きる道を見つける。
「東大より難しい」と言われる国内最難関の
東京藝術大学への受験を決意する八虎の前に
立ちはだかるのは、
才能あふれるライバルたち。「お前、本質を何もわかっていない」と放つ美術予備校で出会う天才・高橋世田介(板垣李光人)に、
「悔しいと思えるなら、まだ戦えるね」と八虎の背中を押す同級生のユカちゃん(高橋文哉)。
「じゃあ一緒に描こうよ」と美術の道に誘う、八虎にとってミューズ的存在の先輩・森まる(桜田ひより)。
仲間やライバルに出会い、自分のもつ情熱のすべてを武器に、八虎はもがきながら挑戦していく。
そしてこの度、本予告映像とあわせて八虎の情熱と
挑戦を彩る追加キャストが発表された。
八虎が美術に出会うきっかけとなる高校の美術講師・佐伯昌子役は、薬師丸ひろ子。美術予備校の講師で生徒の成長を支える大葉真由役には江口のりこ。堅実な道を歩んでほしいと藝大受験に反対をする八虎の母・矢口真理恵役には石田ひかり。 そのほか、美術予備校で出会う実力者・桑名マキ役に中島セナ、世田介の同級生で同じく美術予備校に通う橋田悠役に秋谷郁甫、八虎の情熱に心を動かされる恋ヶ窪晋役に兵頭功海、高校の物理教師・後藤先生役に三浦誠己、八虎の父・矢口行信役で、やす(ずん)が出演する。 さらに本作の‟熱”をさらに高めるのが、
本予告映像でも使用される主題歌「NOISE」。
総ストリーミング再生数4億回を超え、
圧倒的注目度とともに若者に絶大な人気を誇るWurtSが、
本作の情熱に共鳴し楽曲を書き下ろした。
監督を務めるのは、『サヨナラまでの30分』『東京喰種 トーキョーグール』の萩原健太郎。
▼WurtS(主題歌アーティスト) 元々”NOISE”は僕が音楽活動を始めた頃に抱いていた殻を破りたいという感情から生まれました。今回ブルーピリオドのお話を頂いた際にこの感情と作中の八虎の心境がリンクしているように感じ、楽曲を作り始めました。僕も「好き」から始まったものがいつの間にか自分自身を表現するものに変わって、その重さに耐えきれなくなる時がありました。自分の「好き」は時間とともに周りの人たちを巻き込んでいく性質があるんだなと思いました。だからこそ厄介で尊いのだなと。本作では八虎たちが互いに自分自身を試行錯誤しながら表現し、「好き」を追い求める姿に感動しました。そしてそんな彼らの応援歌として”NOISE”を聴いていただけたら幸いです。 映画『ブルーピリオド』は、2024年8月9日(金)より全国ロードショー。