『エクソシスト/信じる者』(23)、『透明人間』(19)などのブラムハウス・プロダクションズと、「ソウ」、

「死霊館」シリーズなどのヒットメイカー、ジェームズ・ワンが再タッグを組むホラー映画

ナイトスイム』が6月7日(金)に公開される。

このたび身の毛がよだつ恐怖の幕開けを告げる

“閲覧注意”の本編映像が解禁となった。





郊外にある憧れのプール付き物件を購入したウォーラー一家が、まだ見ぬ邪悪な存在が住み着いていることも知らず、プールの深い闇に引きずり込まれていくという恐怖を描く本作。解禁された映像は、家族みんなできれいに掃除したプールで、1人すいすい泳ぐエリオット(ギャヴィン・ウォーレン)が、突然どこからともなく「Hello...?」と聞こえてきた女の子と思しき声を追う場面となる。どうやらその声が、排水溝の奥から響いてくることに気づき、不安な面持ちで恐る恐る近づくエリオットに、その声は「聞こえる?助けて…」と消え入りそうな弱弱しい声で呼びかける。なにゆえこんなところから人の声が…?









不穏な空気が垂れ込めながらも、排水溝の淵を見ると、いつも遊んでいるアクション人形が引っ掛かっている。手を伸ばし引っ張り出すと長い髪が絡まっていて、次の瞬間、“それ”が見えたらもう怖すぎて、プールも終わりにしてしまうほどの衝撃が走る映像となっている。晴れた夏の日に水の中で、という非常にホラー映画らしいテイストをしっかりまといながら、その先に待っているであろう新たな恐怖の展開を予感させる一幕となっている。


マーベル作品で長年演じてきたトニー・スターク/アイアンマンをサポートするAIのF.R.I.D.A.Y.と分かる方もいるのではないだろうか。ほかにも、ドラマシリーズ「ベター・コール・ソウル」や『スリー・ビルボード』で俳優としてのキャリアを着実に積み、『イニシェリン島の精霊』ではコリン・ファレル演じる主人公の妹を好演。アイルランド生まれであるケリーの真骨頂が発揮され、第95回アカデミー賞では助演女優賞にノミネートを果たしている。


そんな彼女は幼少時に水泳選手として活躍していた異色の経歴の持ち主。本作の監督を務めたブライス・マクガイアは「僕に会う前に海で1マイル(約1.6キロメートル)泳いできたと彼女に言われたんだ。今日は悪くない日だと思ったよ」と最初の出会いについてふり返る。

続けて、「イヴ役には特に映画の後半、大多数の人には不可能なきつい水中撮影が伴うからね。ケリーはものすごくタフで身体能力の高い俳優だ。彼女がカメラの前に立つと、必ず特別なことが起こる。僕とこの映画を後押ししてくれたし、本編での彼女は本当に素晴らしいんだ」と彼女だからこそ表現することのできた水中での撮影と組み合わさる演技力を絶賛。




さらにコンドン自身も本作の出演について「前から撮影で泳ぎたいと思っていたし、水泳と演技を組み合わせることができるのは私にとってすごく興味深いことだった」と話し、『マスター・アンド・コマンダー』(03)や『アビス』(89)など、「水の映画なら何でも」好きだと笑いながら明かしている。

「今までホラー映画に出たことがないのも出演の決め手になった。どんなジャンルの映画もこなせる性格俳優になりたいと常に思っている」と語っており、まさに本作は水×ホラーという彼女にとって待望の作品だったようだ。




この度解禁となった本編映像では、イヴが夜のプールを一人で泳いでいたところ突如怪しい人影が出現。夫のレイが自分をビックリさせようとしているのかと思い「レイ 驚かせないで!」とたしなめるイヴだったが…。

映像の中でケリーは、元水泳選手ならではの美しいクロールを披露。その華麗なフォームは思わず見惚れてしまうほどだ。さらに彼女が見せる不安な表情も相まって、一家に不気味な影が忍び寄ってくる不穏さが十二分に伝わってくる映像となっている。

『ナイトスイム』は6月7日(金)より全国公開。