俳優の中村倫也が、16日に都内で行われた

映画『ミッシング』(5月17日公開)の完成披露試写会に石原さとみ、青木崇高、森優作、小野花梨、細川岳、吉田恵輔監督(※吉はつちよし)とともに登壇した。





同作は、吉田恵輔監督によるオリジナル作で、

とある街で起きた少女の行方不明事件を描く。

娘が行方不明になった時、

母・沙織里(石原)はネット上で誹謗中傷の投稿が

なされ、苛立ちを募らせていく。

さらに日が経つにつれ、夫・豊(青木崇高)との

温度差も感じ始め、言動も次第に過剰になり、

いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまう。一方、

地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)には局上層部の

意向で、視聴率獲得の為に世間の関心を煽るような

取材の指示が下ってしまう。

それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」と

いう一心で、世の中にすがり続ける。



■中村倫也、石原さとみ・青木崇高との

3ショットは「Destiny感じる」


今作で石原と19年ぶりの共演を果たした中村。

石原とはともに1986年12月24日生まれという共通点があるそうで「同い年で同じ誕生日で同じ血液型なんです! 不思議」と話す。

19年ぶりの共演についても

「(撮影が)始まる前は久しぶりにさとみちゃんと一緒だ! 嬉しいなと、ただ思っていたんですけど、

初日に現場に行ったらものすごく感慨深くて……

そこで気づいたんですよ。

嘘でもなんでもなく

『ちょっと石原さとみの背中を追いかけてたんだな、俺』ってマジで思ったんですよ」と振り返る。

これに石原は「え!? なんですかそれ?」と驚いた表情を見せるも、

中村は「僕が言うとすごくふざけているみたいでしょ? 僕がふざけてそうなときはふざけてないんですよ」と本心だと説明。

「僕が仕事を始めたときに、

もうさとみちゃんは仕事をされていて、

同世代のトップを走っていた感じがあって、

そこからしばらく共演もなく、

いつかなんかでご一緒したいなって思っていた」と

待望の共演だったことを明かした。



また、19年前に中村と石原が共演したドラマに

青木も出演していたそうで、「(ドラマで)一緒に甲子園を目指していたんですけど、崇くん(青木)も出ていて。この(石原・青木・中村)並びを見たときに

運命を感じましたね……あ、ごめんなさい! “Destiny”を感じましたね(笑)」と現在放送中の石原の

主演ドラマのタイトルとかけて話し、

笑いを誘っていた。