ロックバンド[Alexandros]が28日、東京都港区のTOKYO NODE HALLで開催された「au デジタルツインライブ #0 [Alexandros] @TOKYO NODE HALL」にスペシャルゲストとして登場した。



 同ライブはリアル会場と、
森ビルKDDIが共同で開発し、この日から運用がスタートした「TOKYO NODE DIGITAL TWIN HALL ―RESPECT YOU.au」のデジタル会場で同時開催するリアルとデジタルを融合した新しい音楽体験の第1弾。

 リアル会場は地上46階。東京の夜景をバックに登場した[Alexandros]は、「Stimulator」「Girl A」「todayyyyy」の3曲を続けて披露し、力強いパフォーマンスでリアルとデジタルの両会場を熱く沸かせた。

 ボーカルの
川上洋平

(41)は「今までわれわれがやったライブの中で一番高いところ」と声を弾ませ、「もう少し優しい歌や、良い雰囲気の曲をやってくれるでしょうと思われてたと思うけど、こんなところでやるって知らなくて…」と明かし、笑いを誘った。


一方、ドラムのリアド偉武(38)はデジタル会場の最新技術に「すごいとしか言えない」と驚き、「われわれはアナログというか、人間味のあるライブを心がけているので、ギャップがおもしろいね」と手応えをコメント。

 イベントの最後に川上は「コロナ禍になって、ライブやレコーディングができない時期から『なんとかライブやろうぜ』って、たぶん業界で1番早く配信ライブをやったバンドだと思う」と振り返り、「生のライブもですけど、同時にやっぱりこういう新しいことをどんどんやっていけたら」と意欲を語った。