英国文学最高の賞であるマン・ブッカー賞にノミネートされ、日本では2014年本屋大賞翻訳小説部門第2位に輝いた傑作小説「ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅」が、主演にジム・ブロードベントを迎え映画化される。この度、映画『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』の公開決定とあわせて、特報映像とポスタービジュアルが公開された。




本作の主人公は、定年退職し、平凡な生活を送るハロルド・フライ。ある日、彼の元に1通の手紙が届く。差出人は、かつての同僚・クイーニー。ホスピスに入院中の彼女の命はもうすぐ尽きるという。思いがけない突然の手紙に戸惑うハロルドだったが、返事を出そうと家を出て歩き始める。家の近くのポストまで歩き、すぐに戻るはずだった。しかし、ハロルドはある言葉をきっかけに、まさかの旅へと1歩を踏み出す決意をする。目的地までは800キロ。
イギリスを縦断する手ぶらの旅は、次第にイギリス中を巻き込む壮大な旅路になっていく。

主人公、ハロルド・フライを演じるのは、『アイリス』でアカデミー賞とゴールデングローブ賞助演男優賞に輝いたジム・ブロードベント。そして、夫・ハロルドのまさかの行動によって自身も変化していく妻の
モーリーンを「ダウントン・アビー」シリーズのペネロープ・ウィルトンが演じる。

映画『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』は、2024年6月7日(金)より公開。