永野芽郁と高橋文哉が初共演する「映画 からかい上手の高木さん」の主題歌がAimerが書き下ろした「遥か」に決定。最新予告映像(https://youtu.be/UVhSFYNaa1k)とポスタービジュアルが公開され、白鳥玉季&齋藤潤の出演も発表された。




 原作は、シリーズ累計発行部数1200万部を突破し、テレビアニメ化、劇場版アニメ化もされてきた、山本崇一朗氏による人気コミック「からかい上手の高木さん」。隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片は、どうにか彼女をからかい返そうと策を練るも、いつも見透かされ、失敗する。そんなふたりのからかいをめぐる日常を描くストーリーが人気を集めた。

 新世代の恋愛映画の名手として名高い今泉力哉監督(「愛がなんだ」「アンダーカレント」)による実写映画では、中学生時代から10年後の物語が紡がれる。「からかい」「からかわれる」――そんなふたりの関係がずっと続くと思っていた中学生時代は、ある理由で高木さんが島を離れることになり、終わりを告げる。内に秘めた相手への思いを伝えることができないまま、離ればなれになったふたり。そこから10年の月日が経った頃、ふたりは島で再会する。


永野は、母校の教育実習生として島へ帰ってきた高木さんに、母校で体育教師として奮闘する西片役を高橋が演じる。江口洋介、鈴木仁、平祐奈、前田旺志郎、志田彩良が共演。白鳥玉季と齋藤潤は西片が担任を務める2年3組の生徒に扮する。

 主題歌を担当したAimerは今回のオファーを受け「『からかい上手の高木さん』という素敵な作品の映像化に際し、主題歌として関われること、心から光栄に思っています」「『高木さん』と『西片』二人のその尊い関係の象徴になるような楽曲を目指して『遥か』という曲を制作しました。わたしにとっても新しい空気感を纏った曲です。作品を愛するみなさんに、そして今回の映像化で初めてこの作品に触れるみなさんにも、少しでも気に入っていただけたらとても幸せです」と、楽曲に込めた想いを語っている。



楽曲を聞いた永野は「今作のために書き下ろしてくださったと聞き、拝聴できる日をとても心待ちにしていました。『遥か』が流れ出した瞬間に高木さんと西片の物語が、流れてきた時間が。ふわっと包まれ、優しくもどこか力強く背中を押してくれるような感覚になりました。そして私自身が小豆島で撮影をしていたことを鮮明に思い出しました。景色や空気を感じられるこの曲と共に、映画館で皆様に観ていただける日が楽しみです」とコメント。

 高橋は「主題歌を初めて試写で聴いた時、高木さんと西片の世界に引き込まれ、気づいたら映画が終わっているような素敵な力を持つ楽曲だなと思いました。メロディーも現場での2人にしか出せない空気感を体現してくださっている気がして、歌詞も西片を演じている時に聴きたかった!と思うほど、言葉に表していなかった2人の感情がたくさん隠れていると思います。こんな素敵な楽曲と共に皆さまに作品をお届けできることがとても幸せです。ぜひ映画館でこの素敵な空気感にたくさん引き込まれていただければと思います!」と聴きどころを挙げている。

 なお、本楽曲は、今春よりTBSドラマストリームで放送が開始となる実写ドラマ「からかい上手の高木さん」の主題歌としても起用。ドラマ&映画「からかい上手の高木さん」の世界観を繋ぐ楽曲となっている。


公開された予告映像は、離れ離れになってしまっていた高木さんと西片が、慣れ親しんだ学校の教室で10年ぶりに再会を果たすシーンから始まる。高木さんと西片の「からかい」「からかわれ」のかけがえのない日々、ふたりの想いが交差し、小豆島の美しいロケーションを背景に、Aimerの楽曲がさらに切なく、純粋なふたりの初恋(からかい)の物語を抒情的に展開し、ラストカットのふたりの笑顔が見るもの心を温かくする。

 「映画 からかい上手の高木さん」は、5月31日に公開される。