ウィリアム・シェイクスピアの4大悲劇の一つ「リア王」を映画化する新作に、アル・パチーノジェシカ・チャステインが主演すると米Deadlineが報じた。



新作「Lear, Rex(原題)」はパチーノがリア王、チャステインがリア王を裏切る長女ゴネリルを演じる。「不滅の恋 ベートーヴェン」「アンナ・カレーニナ(1998)」などで知られるバーナード・ローズが監督、脚本。これまで「ヴェニスの商人」を含むパチーノ作品4本をプロデュースしてきたバリー・ナビディが製作する。



パチーノとチャステインは2006年の舞台「サロメ」で共演し、その後チャステインはパチーノ監督、主演の映画「ワイルド・サロメ(原題)」(2011)でスクリーンデビューを果たした。ローズ監督、パチーノ、チャステイン共演の新作「Lear, Rex(原題)」は、米ロサンゼルスで晩夏にクランクインする。