優しい笑顔と親しみやすさから
“国民の男友達”(韓国語でナムサチン)とも呼ばれる
俳優パク・ソジュンが、
2月7日に配信されたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画「マーベルズ」に出演。
ソジュンは、歌と踊りで会話をする惑星アラドナに
住み、キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)の“ある過去”を知る
重要人物・ヤン王子を演じている。
今作でMCUデビューとなったソジュンは、
世界中で大ブームを巻き起こしたドラマ
「梨泰院クラス」(2020年)の主人公・パク・セロイ役をはじめ、ドラマ「キム秘書はいったい、なぜ?」(2018年)など数々の大ヒット作に出演しており、
アジアを代表する人気俳優の一人。
韓国人俳優がMCU作品に出演するのは、
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」
(2015年)でヘレン・チョを演じたキム・スヒョン、「エターナルズ」(2022年)でギルガメッシュを演じたマ・ドンソク(※ドン・リー名義)に続いて3人目と
なった。今回は世界で愛されるソジュンの魅力を
紹介する。
MCUデビュー作にして、重要人物役に抜てき
2019年に公開された「キャプテン・マーベル」の続編にあたる「マーベルズ」は、アベンジャーズ最強ヒーローのキャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァースの新たな物語。キャロルの“ある過去”を憎み、復讐(ふくしゅう)を誓うヴィラン、ダー・ベン(ゾーイ・アシュトン)が彼女の前に突如現れ、これまでキャロルが死守してきた全てを滅ぼすことを謀っていた。一人では救えない危機が迫る中、キャロルを慕うエージェントのモニカ・ランボー(テヨナ・パリス)、彼女に憧れるアベンジャーズオタクの女子高校生ヒーローのミズ・マーベル(イマン・ヴェラー二)の3人が力を使うたびに入れ替わる謎の現象が発生。これまで一人で戦ってきた孤高のヒーローが仲間たちとの出会いを通して成長し、新たな強さに目覚めていくストーリーだ。
そんな今作でMCU初参戦を果たしたソジュンは、作品の中盤あたりのシーンに登場している。彼が演じるヤン王子は、そのチャーミングさとカリスマ性で国民から愛されており、キャロルの“ある過去”を知る人物。わずかな出演シーンではあったが、歌唱やダンス、アクションシーンなどでソジュンの魅力がギュッと詰まっていて、カリスマ性を醸し出すヤン王子のビジュアルも含め、大きなインパクトを残した。もちろん劇中では英語でセリフを話しており、韓国作品では見られない姿にもグッとくるはずだ。
同作のメガホンをとったニア・ダコスタ監督はソジュンの代表作「梨泰院クラス」の大ファンだったこともあり、ヤン王子役は彼にピッタリと考えてオファーしたという。「共演者のみんなが彼のことが大好きになった。内面も外見もとても美しい!」と撮影現場で絶大な人気を集めていたエピソードも明かしている。主演のラーソンも初共演となったソジュンについて「彼はこれまで共演した中で一番の有名人よ」とそのスター性を絶賛した。