🍎『赤髪の白雪姫』(あかがみのしらゆきひめ)
🍏2016年1月より3月まで2ndシーズン
🍎第13話〜22話
🇯🇵日本アニメ


あきづき空太による日本漫画作品。『LaLa DX』(白泉社


第13話
互いの想いを受け入れたゼンと白雪は、これからの事に思いを巡らせながら、第二王子として、宮殿薬剤師見習いとして成長していた。日常を取り戻し、穏やかな時間が流れるクラリネス王国ウィスタル城だったが、白雪とゼンに突然の来訪者が現れる。それは、以前白雪をさらって牢に入っていたはずの巳早だった。さらに、イザナの元にタンバルン王国からの便りが届き、白雪のこれからに変化の予兆が現れる。



第14話
イザナから7日間のタンバルン王国行きを命じられた白雪は、立ち振る舞いの稽古に追われていた。タンバルン行きを翌日に控え、白雪を追う謎の少年鹿月の手掛かりを得られず不安を募らせるゼンに、オビは白雪の付き人を自分にしてほしいと勝負を挑む。その勝負の行方とは――。そして、決意を胸に白雪は付き人とともにタンバルン王国へと出発する。



第15話
ラジ王子に招待され、オビとともにタンバルン王国へやってきた白雪。ラジ王子は、二人と親睦を深めるため、シェナザード城の案内を自ら買って出るが、道に迷ってしまう。道に迷う白雪たちの後ろには、後をつける二人組の姿が。一方クラリネス王国では、巳早と鹿月を巡って新たな動きの兆しが見え始めた。



第16話

タンバルン王国で白雪と過ごす時間の中で、少しずつ王子としての自覚が芽生え始めた様子のラジ王子。そんなラジ王子の変化を目の当たりにしたロナは、ユジナを巻き込んで白雪をタンバルン王国へ留まらせようと、画策し始める。一方、クラリネス王国で白雪を追う鹿月の動きを察知したゼンは、白雪の身に危険が迫っていると気付き、行動を起こす。



第17話

ついに白雪とオビの目の前に現れた鹿月とイトヤ。彼らによって白雪はさらわれてしまう。タンバルン王国への道中を急ぐゼン、ミツヒデ、木々だが、到着したのはすでに白雪がさらわれた後。ゼンたちは、白雪の救出に力を尽くしたいと申し出たラジと共に、タンバルン国王の許しを得て、異国の地で白雪の捜索に乗り出す。その頃、ゼンたちの動きを待たずして鹿月たちを追ったオビは、森に潜む彼らを発見する。しかし、そこに白雪の姿はなかった…。



第18話

鹿月とイトヤにさらわれたはずの白雪。しかし今度は、鹿月と共に海の鉤爪にさらわれていた。白雪を探すゼンたちとラジ一行は、白雪をさらったと思われる海の鉤爪の情報を持つという山の獅子を訪れることに。その道中、すでに山の獅子の大将無風と行動を共にしていたオビとイトヤと合流する。そこで、ゼンは白雪がさらわれた経緯と目的を知らされ、イトヤに敵意を露わにする。しかし、ゼンとラジは白雪、無風とイトヤは鹿月を救出するという共通の目的の元、手を組むこととなる。



第19話
白雪と鹿月を乗せた船に潜り込むことに成功した木々。彼女が持ってきた胡桃石のおかげで、白雪と鹿月が乗せられた船を特定したゼンたちとラジ一行は、白雪救出に向けて大きく動き出す。ラジは自ら民衆に呼び掛け、白雪と鹿月を乗せた船を囲い込むが、海を知り尽くした海の鉤爪に翻弄され、根城へと逃げ込まれてしまう。しかし、逃げ込んだ根城にはゼンたちが待ち構えていた。ラジの手によって退路を塞がれた海の鉤爪と、ゼンたちの総力戦がついに始まる――。



第20話
無風の提案で、山の獅子の村で休むことになった白雪、ゼン、ミツヒデ、木々、オビ。白雪に自分が父親だと気付かれた無風は、久しぶりの再会に緊張しながら、白雪やゼンと言葉を交わす。そして、白雪の父親としてゼンと二人きりで話すことに。その頃、山の獅子の面々と宴会を行うミツヒデと木々だが、その輪にオビの姿はなかった。護衛役にも関わらず白雪を守れなかったことを気に病むオビに、白雪はある言葉をかける。



第21話
タンバルン王国での一件を終えたゼンたちと白雪は、クラリネス王国へ戻る道中、宿で一泊することに。久しぶりの心休まる時間に、白雪は思わず笑みがこぼれる。ゼンたちと白雪が居酒屋で夕食を食べていると、宿屋ですれ違った若い娘トロウに軽い調子で声を掛けられる。何気なくトロウと言葉を交わしたオビだったが、トロウとは面識があったらしい。そんなトロウに仕事を手伝ってほしいと頼まれたオビは、夜のうちだけいう条件付きで、トロウと行動を共にすることになった。



第22話

クラリネス王国ウィスタル城に帰城したゼンたちと白雪。早速、薬室の業務に戻る白雪だが、ゼンはそうもいかない様子。ゼン宛てに届いた見合いの催促状が山ほど溜まっていた。妃探しの夜会を開かない代わりに、目録に名のある者の中から必ず誰か一人と見合いをするよう、ハルカ侯爵に強く言われてしまう。目録の中に木々の名前を見つけたゼンは、木々と見合いをすることに。見慣れない木々のドレス姿を見たゼンは、ミツヒデと木々が初めて会った時のことを思い出す――。