6人組グループ・SixTONESの田中樹(28)と俳優の古川琴音(27)が、間宮祥太朗(30)主演の日本テレビ系4月期新日曜ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(毎週日曜 後10:30)に出演することが23日、発表された。田中と古川は、主人公・織田照朝(間宮)の中学時代の同級生でともに「アクマゲーム」に挑む親友・斉藤初(さいとう・うい)と眞鍋悠季(まなべ・ゆうき)を演じる。



【写真】迫力ある悪魔を背に…鍵を手に持つ間宮祥太朗



 2013年から2017年に『週刊少年マガジン』(講談社)に連載された、原作・メーブ氏、作画・恵広史氏による同名漫画を超大型プロジェクトとして、完全実写化。99本集めると、この世のすべてを手にすることができると言われる「悪魔の鍵」を賭けて争う、命がけの「アクマゲーム」に挑む。照朝は時に人の命を奪い合う“究極のデスゲーム”に翻弄(ほんろう)されながらも、仲間とともに鍵の謎に迫っていく。



 田中は、多くの人々を惹きつける圧倒的な存在感を持ちながら、ナチュラルな力強さ、繊細なたたずまいなど、幅広い表現力でSixTONESとして活動するほか、ドラマ出演も相次ぎ、俳優としても注目を浴びている。田中が演じる初は、中学時代にトラブルに巻き込まれた際、クラスメイトの照朝に助けられてから、照朝のことを一番の親友として信頼する。一方、一歩先を行く照朝へのライバル意識を常に感じ、「照朝に負けたくない」一心で勉強もスポーツも努力を重ねてきた。大企業の御曹司として育った照朝と対抗するために、ベンチャー企業「u.u.エンジニアリング」を立ち上げ、古川演じる優秀なプログラマー・悠季が開発した生成AIシステムのビジネスを成功させるために、若き経営者として日々奮闘している。




 古川は、映画『十二人の死にたい子どもたち』やドラマ『コントが始まる』(同局系)で注目を集め、さまざまな役を豊かに表現してきた。古川が演じる悠季は、初と同じく照朝の中学の同級生。照朝の父親が爆発事件で亡くなり、その後海外へ留学して以来、連絡のとれなくなっていた照朝の身をずっと心配していた。照朝がいなくなったさびしさを埋めるためプログラミングに没頭し、新世代の生成AIシステムの開発に成功した優秀なプログラマーになった。初とともに「u.u.エンジニアリング」を立ち上げ、生成AIをさらに進化させることに熱中している。


3人は、中学時代からの幼なじみであり、かけがえのない親友。照朝不在の長い年月を経て、悠季がSNS上で照朝が日本に帰国したことを探し出し、久しぶりの再会を果たしたことで3人の関係が動き出す。素直に再会したことを喜ぶ悠季とは裏腹に、自分が意識していた照朝の姿とのギャップに戸惑う初はそっけない態度をとってしまう。

 一方、照朝は父親を殺害した犯人を探し出す闘いに初と悠季を巻き込まないように2人と一定の距離を保とうとするが、「悪魔の鍵」を狙ってくる欲深き刺客たちの脅威は、彼らのすぐそばに迫っていた。「悪魔の鍵」をめぐる戦いの中で、親友3人の友情関係がどのように交錯するのかも見どころとなっている。

【コメント全文】
■田中樹(斉藤初役)
――出演にあたっての原作・台本の感想、意気込み
ドラマ出演のお話をいただく前から個人的に『ACMA:GAME』原作漫画が好きで読んでいたので、出演のオファーをいただいたときはすごくうれしく、これから始まる撮影にワクワクしました。

プレッシャーもありますが、1人の出演者として自分はこの作品の面白さをどのように伝えられるだろうか、という思いで日々撮影に臨んでいます。

――初への思い、役の見どころ
原作の初は重要な役で好きなキャラクターの1人でした。今回ドラマで僕が演じる初は原作と少々印象が異なるものの、照朝の親友として重要な人物なので、真剣にドラマ版の斉藤初という人物について考えて向き合い、作りました。

初を通して視聴者の皆さんがこの作品をより好きになってくれたらうれしいなと思っています。

――視聴者へメッセージ
出演者、監督、スタッフと撮影前も撮影中も何度も何度も話し合いながら、丁寧に時間をかけて作り上げた作品です。より多くの方がこの作品に魅力を感じて、楽しんでいただけたらうれしいです。ぜひ、ワクワクドキドキしながら見てください!

■古川琴音(眞鍋悠季役)
――出演にあたっての原作・台本の感想、意気込み
原作漫画・ドラマともにそれぞれのキャラクターを活かしたゲームでの戦い方が魅力的で、ゲームごとに明かされてゆく人間模様にも引き込まれました。特に、間宮さん演じる照朝は、原作の正義感の強さに加えて、敵も味方も包み込むような優しさがあり、悠季の慕っている気持ちにすぐに入り込むことができました。

悠季への思い、役の見どころ
悠季の、照朝を思うまっすぐな気持ちを大切に演じました。時に、AI「おろち」を開発したとは思えないほど突拍子もない行動をしたり、おっちょこちょいなところもありますが、そんな悠季の、打算の無い、すなおな性格が私は大好きです。

AI「おろち」とのやり取りは、悠季の茶目っ気が出ていてコミカルなシーンになっていると思うので、ぜひこのコンビにも注目していただけたらうれしいです。

――視聴者へのメッセージ
幼い頃に遊んだことのあるような馴じみあるゲームもあれば、出演者・スタッフの皆さんと、ああだこうだと頭を悩ませながら演じた複雑なゲームもあって、日々楽しみながら撮影しています。

繰り広げられる心理戦、頭脳戦のスリルはもちろん、個性豊かなキャラクターや、息を呑むストーリーの展開、悪魔がどんな姿で現れるかなど、いろいろな角度からお楽しみいただけると思います。ぜひご覧ください。