ビィ・ヒア・ナウ (Be Here Now)
🎸オアシス(OASIS)
1997年8月21日に発売されたオアシスの3枚目のオリジナルアルバム。
71分38秒
オアシス
- リアム・ギャラガー - Vocal
- ノエル・ギャラガー - Guitar、Backing Vocal
- ポール・"ボーンヘッド"・アーサーズ - Guitar
- ポール・"ギグジー"・マッギーガン - The Bass
- アラン・ホワイト - Drums、Percussion
ゲスト
全曲 作詞・作曲:ノエル・ギャラガー
- ドゥ・ユー・ノウ・ワット・アイ・ミーン? - D'You Know What I Mean?
- 1stシングル。ワンダーウォールと同じコード進行で始まり、オアシスの曲では初めて大々的にエレクトロニクスサウンドが導入されている。ヒップホップグループN.W.A.の楽曲『Straight Outta Compton』のドラムループ(アーメンブレイク)を使用している[16]。一部の歌詞は、ビートルズの楽曲からの引用[16]が見られ、また、神に言及する箇所がある[16]。ローリング・ストーン誌のレビューによると、この曲は「seven minutes of simple, focused genius」であり、曲の雰囲気は信仰の危機を感じさせる[16]。
- マイ・ビッグ・マウス - My Big Mouth
- マジック・パイ - Magic Pie
- ノエルがボーカルをとるナンバー。シングルのB面に収録されている、『ステイ・ヤング』とアルバム収録を争った経緯がある。
- スタンド・バイ・ミー - Stand By Me
- 2ndシングル。デヴィッド・ボウイが、モット・ザ・フープルに楽曲提供した『すべての若き野郎ども』の影響を受けている。歌詞は、ノエルが母親に向けた内容である。
- アイ・ホープ、アイ・シンク、アイ・ノウ - I Hope, I Think, I Know
- インタビューを受けた際、記者との言い争いから生まれた曲。
- ザ・ガール・イン・ザ・ダーティ・シャツ - The Girl in the Dirty Shirt
- 当時付き合っていたメグ・マシューズとのエピソードから作られた。
- フェイド・イン-アウト - Fade In-Out
- ジョニー・デップがスライドギターで参加している。中盤で、リアムのシャウトが聴ける。
- ドント・ゴー・アウェイ - Don't Go Away
- 日本限定でシングルカットされ、ドラマ『ラブ・アゲイン』にも使用された曲。親しい誰かを失うことについて書かれた曲で、ギャラガー兄弟の母親ペギーが入院したときの体験から作られた。
- ビィ・ヒア・ナウ - Be Here Now
- ノエルが、ジョニー・デップとケイト・モスと3人でバカンス中に、ミック・ジャガーの別荘にあった子供用のおもちゃのピアノで作った曲。リズムはローリング・ストーンズの『ホンキー・トンク・ウィメン』を参考にしている。『ステイ・ヤング』のギターリフが流れる[17]。
- オール・アラウンド・ザ・ワールド - All Around the World
- 3rdシングル。曲が進むにつれ2度転調し、オーケストラとバックコーラスが加わる9分20秒にも及ぶ曲。デビュー前に曲は存在しており、当初からノエルは3rdアルバムに収録しようと構想していた。また、曲の進行はビートルズの『ヘイ・ジュード』を参考にしている。
- イッツ・ゲッティン・ベター(マン!!) - It's Gettin' Better (Man!!)
- たまにはストーンズみたいな曲でもとバンドでのジャムセッションを経て作られた。
- オール・アラウンド・ザ・ワールド(リプライズ) - All Around the World (Reprise)
- オール・アラウンド・ザ・ワールドをアレンジした2分程のインスト曲。飛行機のハッチを閉じる音で終わる。