ふんわり風船星ユグドラシル
🎸BUMP OF CHICKEN


流れ星メジャー2枚目、通算4枚目スタジオアルバム


乙女のトキメキ2004年8月25日トイズファクトリー

から発売された。


アップチャート1位









  • 全曲作詞・作曲:藤原基央 編曲:BUMP OF CHICKEN
  1. asgard
    asgardとは、北欧神話に登場する“アース神族の国”のこと。
    PV集『ユグドラシル』のメニュー画面でしばらく放置していると、この曲が流れ出す。
  2. オンリー ロンリー グローリー
    7thシングル。
    表記はないがイントロコーラスが追加されたバージョンで収録されている。
    ベストアルバム『BUMP OF CHICKEN I <1999-2004>』の13曲目にオリジナルバージョンが収録されている。
  3. 乗車権
    「オンリー ロンリー グローリー」のカップリング曲を製作しなければならない状況で出来た曲だったが、主張が強くカップリング向きでないとしてアルバムへの収録となった。
  4. ギルド
    藤原がギターの弦を張り替えながら30分ほどで歌詞を完成させた曲であり、その様子を鹿野淳が目撃している。
    タイトルには同音表記の単語が複数あるが、海外販売盤の歌詞カードなどにもある通り、公式には中世ヨーロッパの「同業者組合」の意味である「guild」がタイトルの由来で、遠まわしに「仕事」を表現している。曲に鍛冶屋をイメージするような音が使われており、これはメンバーが鉄アレイを叩いて出した音である。
    アルバム発売後に「このアルバムをもっと知ってもらうためにPVを作ろう」という運びになった際、藤原は「これのPVを作るなら人形劇風にしたい」と洩らした。これはレコーディング時から考えていたことで、約2年後の2006年9月に無声映像作品『人形劇ギルド』がリリースされた。また、『人形劇ギルド』リリースに先駆けて、『人形劇ギルド』の映像と2006年3月に行われた代々木第一体育館でのライブ映像を組み合わせたPVが製作された。
    なお、藤原は同じ名前のブランドのギターを数本持っている。
    ベストアルバム『BUMP OF CHICKEN II <2005-2010>』の4曲目に収録されている。
  5. embrace
    2003年の夏フェスで初披露された曲。
    増川が藤原の家に来たときに藤原が短時間で書いた曲で、一見ストレートなラブソングのようであるが、レコーディング中に視力が低下して断片的に景色がモノクロに見えていた藤原が、その時の感覚を歌詞にしていたり、B-PASSのインタビューで「温度は一番嘘をつかない情報」と体温感について語っているなど、必ずしもラブソングであるというわけではない。
    増川はレコーディングに不参加。
  6. sailing day
    5thシングル「ロストマン/sailing day」2曲目。
    映画『ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険』主題歌。
    ベストアルバム『BUMP OF CHICKEN I <1999-2004>』の11曲目に収録されている。
  7. 同じドアをくぐれたら
    藤原曰く「天秤をテーマにずっと曲が書きたかった」とのことで、理由は「大事なものは普通手に持って掲げるのに、天秤は大事なものが下に下がるということを書きたかった」から[3]
    本作の中では比較的早いうちに完成していた曲で、バンドの楽曲としては初めてマンドリンが使用されている。
    「embrace」と同じく増川はレコーディングに不参加。
  8. 車輪の唄
    アルバム発表後に8thシングルとしてリカットされた。シングルバージョンにはコーラスが追加されている。
    升はブラシスティックドラムの演奏をしている。藤原がマンドリンを使用、前奏部分のアルペジオや曲中では多々使われている。ライブではエレキギター主体のアレンジが施されて演奏されている。
    PVは通常のものと、DVD「ユグドラシル」のボーナストラックとして収録されているもので2種類存在する。
    ベストアルバム『BUMP OF CHICKEN I <1999-2004>』の14曲目に収録されている。
  9. スノースマイル
    4thシングル。
    ベストアルバム『BUMP OF CHICKEN I <1999-2004>』の9曲目に収録されている。
  10. レム
    メンバーに気づかれないよう藤原が一人でこっそり録った曲[4]
    全編を通してフィードバック演奏の音をパッドとして使用しており、間奏にはギターが使われている。なお、この曲のコード進行は車輪の唄と同じである。
  11. fire sign
    増川の誕生日に藤原が贈った曲で、『旗(「メロディーフラッグ」)』『拾ってきた笑顔(「ラフメイカー」)』『自分の声・泣き声の主(「ダイヤモンド」)』『星は廻る(「天体観測」)』『汚れた猫(「K」)』『命の火・照らす灯り(「ランプ」)』など、過去の楽曲のモチーフが詞に多く登場している。
    ライブではコーラス部分を全員で合唱するのが恒例となっている。また、間奏で藤原のソロがあるが、これは生のソリッドギターの音を使用している。
  12. 太陽
    歌の最終部分は途中の歌詞と締めくくりの歌詞のコーラスとなっている。
  13. ロストマン
    5thシングル「ロストマン/sailing day」1曲目。
    ベストアルバム『BUMP OF CHICKEN I <1999-2004>』の10曲目に収録されている。
  14. midgard
    「asgard」より少しマイクに近づいて録音されている[4]midgardとは、北欧神話に登場する“人間世界”のこと。
  • 隠しトラックに「激しぶBOYS」が歌う「O・TO・GA・MEはーと」(作詞・作曲:BUMP OF CHICKEN)が収録されている。始まりのランキングでJOYの「シャドー」が紹介されている。