きょう27日に、“最後の戸締まり上映”をもって終映を

迎えた新海誠監督の映画『すずめの戸締まり』の

 Blu-ray&DVDが、9月20日に発売されることが

発表された。



Blu-ray&DVDに収録される本編は、

細部にわたり273カットをブラッシュアップ。

さらに、新海監督と三木陽子助監督がそれぞれの

シーンに込めた想いや制作秘話などを語った貴重な

オーディオコメンタリーを収録し、

副音声として聞くことができる。



コレクターズ・エディションは、原菜乃華×松村北斗によるビジュアルコメンタリーや2年間の制作過程を

追ったメイキングドキュメンタリー、



ラストシーン「ただいま」バージョンなどの

未公開映像、新撮映像を多数収録した特典ディスク3枚を同梱した5枚組。

合計12時間超えの映像特典は新海誠監督作品のBluray&DVDの中では最長の収録時間となる。

パッケージは、新規描き下ろしイラストによる3面デジパックを採用。あわせて劇場パンフレットや入場者プレゼントの冊子から選りすぐったインタビューなどを収録したブックレット、アフレコ台本の縮刷版なども封入される。



2022年11月11日に全国420館で公開を迎えた同作は、23年5月25日時点までに、観客動員1110万人、

興行収入は147.3億円を記録。新海監督は、

『君の名は。』『天気の子』に続き、

3作連続で観客動員数1000万人突破の快挙を達成した。「第46回日本アカデミー賞」では、

優秀アニメーション作品賞を受賞し、

さらに新海作品3度目のタッグとなるRADWIMPSと

日米の映画やアニメシリーズで活躍する映画音楽作曲家・陣内一真が最優秀音楽賞を、

新海誠監督が「内面の豊かさ」をオーディションで

見出した宗像草太役・松村北斗は話題賞俳優部門を

受賞するなど、高く評価された。




 今年3月以降、香港・マカオ・台湾・インドネシア・フィリピン・マレーシア・シンガポール・韓国・ベトナム・中国などで公開され、10以上の国と地域でデイリーランキング1位を獲得。欧米でも第73回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門へ正式招待されるなど、すずめ旋風を巻き起こし、勢いは日本国内に留まらず、世界から注目される作品となった。中国では累計観客数2329万人を超えを達成。海外での累計動員数は3533万人、興行収入283億円を突破し、全世界興収430億円を記録した。