英国貴族の壮麗な屋敷が舞台のテレビドラマシリーズ


ダウントン・アビー

』。2019年に劇場版として復活し、

社会現象を巻き起こした前作から1年後の1928年を

舞台にした劇場版2作目


DOWNTON ABBEY: A NEW ERA

(原題)』が、『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』の邦題で、9月30日より劇場公開されることが

決定した。








 テレビシリーズの舞台は、1912年から 25年のイングランド北東部・ヨークシャーのカントリー・ハウスと呼ばれる大邸宅。グランサム伯爵クローリー家とその使用人たちの生活に歴史上の出来事が織り込まれた、大河ドラマと呼ぶべきヒューマンドラマ。



  2010年9月の放送開始以来、ゴールデン・グローブ賞やエミー賞など数々の賞に輝き、世界200以上の国と地域で大ヒット。2015年のシーズン6、全52エピソードをもって幕を閉じた。劇場版として復活した前作も社会現象となり、長編映画2作目も今年4月29日に公開され、全英初登場1位を獲得した。

 出演は英国の至宝マギー・スミスをはじめおなじみの面々に、テレビシリーズ『ハンニバル』のヒュー・ダンシー、ドラマ『たかが世界の終わり』のナタリー・バイや、ローラ・ハドック、ドミニク・ウェストらが新たに加わった。脚本はシリーズ生みの親、アカデミー賞脚本賞のジュリアン・フェローズ。監督に『黄金のアデーレ 名画の帰還』のサイモン・カーティス。

 予告編では、映画撮影のためにハリウッドスターがやって来て大騒ぎのダウントンを、長女メアリー(ミシェル・ドッカリー)が冷静に仕切る場面が描かれる。一方、先代伯爵夫人バイオレット(マギー・スミス)が訳ありで別荘を相続したと聞き、当主ロバート(ヒュー・ボネヴィル)たちは南仏へと向かうが、そこで秘密めいた若き日のバイオレットの肖像画が見つかったことが、一族最大のミステリーへと発展していく様子が映し出される。

 世界が新たな時代に移り変わっていく中、ダウントン・アビーの住人たちの未来はどこへ向かうのか? ポスターは、「お帰りなさいませ。皆様にお会いできることを心待ちにしております。」というコピーとともに、クローリー邸を背景に、一族と使用人たち、そしてハリウッドスターもが一堂に会する迫力あふれるビジュアルとなっている。