『秘密のかけら』など独自の愛の世界を
探求する鬼才、アトム・エゴヤン監督による官能サスペンス。
何不自由ない生活を送りながら、夫の浮気疑惑によって自らを
破滅へと追い込んでいく女性の悲しいさがを描き切る。
孤独にさいなまれる主人公を体当たりで演じるのは、
『キッズ・オールライト』のジュリアン・ムーア。
魔性の娼婦(しょうふ)を、『ジュリエットからの手紙』の
アマンダ・セイフライドが熱演する。2人の美女が
織り成す危うい関係にゾクゾクする。
キャサリン(ジュリアン・ムーア)は産婦人科医として成功し、
大学教授の夫(リーアム・ニーソン)と
息子(マックス・シエリオット)と平穏に暮らしていた。
だが、ある日彼女は夫と教え子の浮気を疑い始め、
何も手につかなくなる。彼女は偶然出会った
美ぼうの娼婦(しょうふ)クロエ(アマンダ・セイフライド)に
夫を誘惑してほしいともちかけ……。