いきなり重いテーマだなあ

と思った方、

 

正解です。

 

暗いです。すみません。

今日の出来事。

また遊ばれてるって思わせちゃうかな。そんなつもりないし自分の思ったこと書きたいだけだからね。

・

・

・

性別ってなんだろう。人を好きになるって何?自分は何者?

 

自分は同性の子に何度か告白されたことがある。

去年の夏に告白してくれた子に、受験が終わって卒業後の3月、

先に進めたらどんなかな

って言われた。

 

告白される前に相談に乗ってた。信頼してくれてるみたいで嬉しかった。

その子が、言わないと自分が壊れそうって言ったのを聞いて、

人を好きになるってこんなに苦しいんだ

って実感したと同時に、

その矛先が自分に向いたら、もっと楽にしてあげられるのにな

と思った。

 

それが自分に向いているとも知らずに。

 

いざ告白されたときは、めちゃめちゃ驚いたけど、嬉しかった。

今でもその日のことを、光景を、鮮明に覚えている。

一人間として自分のことを好きだと言ってくれる人がいることが、こんなにも嬉しいことだなんて想像もしていなかった。

その子は、言いたかっただけだから、あなたがどう思ってるかとかは言わなくていいよと言った。

正直自分はどうしたらいいのか分からなかったし、だから気持ちを受け止め、受け入れる形でその日は終わった。

 

先に進みたいのかな?発展したいのかな?

 

そんな考えが自分の頭をよぎることがあった。でも自分から言うのは何か違うと思って言い出せなくて、受験の忙しさも相まって、

話題にならなかったわけではないが、それについて話す機会は格段に減った。

 

3月。卒業してそれぞれが別の県に移動していく時期。もうちゃんと話すこともなくなるかもねって学校の教室のベランダで感傷に浸ってた。

 

先に進んでたらどうなってたかなって考えなかったわけじゃないんだよ

そう言われて気づいた。受験で自分のことで精一杯のはずなのに、この子はずっと自分のこと考えてくれてたんだって。

もちろん勉強に支障をきたさない程度にだけど。

なんでもっと早く気づけなかったんだろう。自分の無力さに腹が立った。声掛けられるチャンスはあっただろ。

 

あらためて自分はその子のことどう思ってるのか聞かれた時、

答えが出なかった。

自分は、恋愛に性別なんか関係ないと思ってるから、

どこかでその子のことが好きになったりして変わったりするんじゃないかな

って思ってた。

 

好きだという感情は芽生えなかった。でも、それでもまだ変われる気がした。

だから、今の自分には分からない、そう言った。

 

その時にも言われた、はっきりしてほしいって。だけど、まだ答えが出ないならいいよと言ってくれたことに甘えてたんだ。

 

自分がはっきりとごめんと言ったら、その子を悲しませるんじゃないかと思っていた。

その子は、こっちのメンタルは強いから大丈夫だよと言ってくれたけど、きっと自分の知らないところで泣いているんじゃないかと思うと、

自分の本当の気持ちが分からないまま、無理に答えを出してまで言い出すのがつらかった。

 

その子は泣いていた。自分がはっきりしていなかったせいで。

正直受験のことで頭がいっぱいだった。

はぐらかしてしまった。泳がせてしまった。思わせぶりな態度だった。

自分ではそんなつもりはなかったのに。うまく言えなくて、自分のことが分からなくて、傷つけたくなくて。

 

自分は同性愛に対する偏見はないし、好きなら好きのままでいいんじゃないと思う人だったから、反対はしないしむしろ賛成。

ただ応援するだけ。

でもいざ当事者になってみると、分からないもんだな。相手にどんな感情を持っているかなんて。そんな感情抱いたことなかったから。

 

相談してくれた時は、自分に向いたら楽にさせられるかもしれないとか思ってた。

でも違った。

自分に打ち明けたことでその子を苦しめて我慢させてしまった。

他の子の相談に乗る中でいつしか他人のことでも自分のことでもいっぱいで、

考えてなかったんだ。

 

傷つけたのは自分の方じゃないか?

無意識だったにもかかわらず。ごめんねの気持ちでいっぱいだった。

 

同性を好きになるのは大人の感情だったかな。それを理解するには自分はまだ子供だったな。

 

だからあらためて、勇気を出して打ち明けてくれてありがとうと思った。

 

 

 

今日。久々にその子に会った。楽しかったが最後、

この関係は何なのかはっきりさせたい

という話に、自分は答えを出そうとしてきただろうか?と思った。

 

実は3月の出来事を皮切りに、自分の本当の気持ちを考えてみた。

時間が経って、答えが出た。

 

変わらなかった。

 

好きという感情はない、と。

 

その時すぐに言えばよかったが、勇気がなかった。

言ってしまったら何かが壊れそうで。もう友達ですらいられなくなりそうで。

告白された側が心配するのは何なんだと思った。

 

 

自分はこの関係に名前はいらないと言った。

だが告白した側は自分以上に悩んでいた。

ずっと自分のことを好きでいてくれたからだ。当たり前だ。

自分は、その子はもう冷めてきてるんじゃないかと思ってたから、話題を持ち出そうともしなかった。

それが悪かった。

自分がもっと早くはっきりさせておけば、

悩んでた時間を返してほしい、なんて言われなかったはずだ。

結局自分のことしか考えてなかった。忙しさを言い訳に。

 

思わせぶりな態度だと言われたのはこれが初めてではない。

だがそうしようと思ってしてるわけではない。

 

自分のエゴだったのかもしれない。

誰かが自分を好きでいてくれること、誰かに認められることを、本能的に求めていたのかもしれない。

だから、自分がはっきり断ってしまったら、自分を支える得体の知れないものを失ってしまうのではないかと思ったんだろう。

もともと自己肯定感が極端に低い自分は、そういうのを失うことが怖いし、嫌われることが怖いと思う人だ。

結果的にズルズルと引きずって、相手を困らせてしまった。

 

ごめん。

そう言うのが限界だった。

 

たぶんそうだろうなとは思っていたけど、もっと早く言ってほしかったと何度も言われた。

とっくに冷めてるだろうなんていう考えが甘かった。自分の思いやりは、ただの心配りにすぎなくて、行動に移すべきだった。

 

人として好きだと言ってくれたその子に、

人として最低だと言われた。

 

薄々勘づいてはいた。この流れは、友達ですらいられなくなるかもしれない。

そうなるのも当然だ。自分が加害者なのだから。

 

また同じことを繰り返してしまいそうな気がした。怖かった。誰かに嫌われるのが怖かった。

皆に認められるような人になれない自分には存在価値がないと思う完璧主義者には、何かを手離す勇気が備わっていなかった。

 

でも、自分にはその子を幸せにできる力はないと分かっていた。傷つけてしまうことも承知で言った。

 

自分では優しさのつもりでも、相手には全くもって優しさでないどころかむしろ傷つけてしまうことがある。

 

自分でもよく分かった。考えれば分かることだった。知っていたはずだった。

その子の方が自分より何倍も思慮深くて、ちゃんとした人間だった。

何故自分のことを好きになってくれたのか、今となっては不思議で仕方ない。

 

 

 

 

自分は偽善者なのだろうか。

優しくされた経験がないわけじゃないけど、感情を表に出したり言葉にしたりするのが上手じゃない

っていうその子の読みは当たっていて、幼少期からの教育と自分の性格とが合わさってそうなっているのだと自分でも思う。

 

誰かの役に立ちたいと常々思っているので、相談されることはありがたいし、力になりたいと思うのは本心だ。

でも、今回のことは結果として弱みに漬け込んだ形になってしまったから、

自分が偽善者なのではないかと思わざるを得ないことが、悔しい。

良かれと思ってしてきたことが全く相手の幸せにならなかった

こんなに悲しくて虚しいことはないし、自分に非があることを自覚するのは悔しい。

加害者になんてなりたくなかった。でも癒えない心の傷を作ってしまった。

 

人としてどうかと思う。

 

プライド高すぎる自分が、こうも誰かに言われると、ガラガラと自分が崩れる音がした。

本当にその通りだとしか言いようがなかった。

 

自分がいかに愚図な人間か思い知った。本当に最低最悪な人間だ。

色恋沙汰には鈍感だとよく言われるが、あまりにも鈍すぎるし、最低な男気質だ。

性別差をつけたくはないが、いわゆるそういう奴だ。

 

いろいろ考えるうちに、本当の自分のことが分からなくなった。

もともと思っていたこととして、

自分の性らしく振舞う自分も、そういう自分を想像して客観視するのも気持ち悪くて嫌。

異性らしく振舞うのが自分には合ってると思っている。

なのに好きになる有名人は異性。

今日は加えて、

自分に優しさは存在するのか。好きとは何なのか。

 

人を好きにならない人もいるから、それなのかもしれないと指摘は受けたが、

きっと今自分にそういう感情がないだけだと思う。

 

 

 

自分は何なんだ?感情を表に出さないことが癖というか得意になってしまったせいか、自分で自分のことが見えなくなってしまっている。
分からない。今日発覚したこと以外は、まだまだ自分をよく知らないんだ。知ってると思ってたのに。

怖い。自分という存在が存在していない気がして。

 

 

久々に人と衝突した。でもやっと言えてよかった。その子にとっては最悪の別れ方だったけれど。

もう二度と誰かの心を傷つけることはしたくない。絶対しない。同じ過ちは繰り返さない。

被害者面してるわけない。あくまでも自分は加害者。その自覚は十二分にある。

 

 

 

今なら人生やり直せそうな気がした。

 

 

 

が、今の生を全うする欲望には勝てなかった。