今日はコーラスのレコーディングしてきた。
後輩の曲らしい。
おしゃん。
以外とレンジがあって楽しい曲だった。
完成が楽しみだね！
さて、他の人のレコーディングをディレクションしていて思い出したことを書いてみよう。
「無音を鳴らす」テクニックというものがある。
まあこれは俺が思ってるだけなので、そんなテクはないのかもしれないが…。
「無音であることを聴き手に感じさせる」
ということで、声を出していない歌い手の存在だけを聴かせる、認識させる、というものだ。
声を録音するときは、もちろん必要な声以外はカットされているのだけど、
その前後、またはそれまでの空気作り、呼吸、リズム…
色んなものを利用して、聴いてる人に「タメ」や、その後の「カタルシス」を感じてもらうのだ。
これは曲の構成に寄るので毎回は使えるものではないが、
全力でピアニッシモ
のように、
全力でミュート
もあるのだということを知っていてもらいたい。
あることを知っているだけで、引き出しの一つになりますので…。