親愛なるあなたへ
こんにちは。鈴木真奈美です。
ここ数日、東日本大震災で、被災された方々、
ご家族を亡くされた方々、
対話を重ねてきました。
ずっと続けてきた、ボランティア活動のひとつ。
特に、ご家族を亡くされた方の悲しみは、
時と共に、薄れることはあっても、
消えることはないのだと、痛感します。
あれから、
もう13年、まだ13年。
私自身も、東日本大震災が、
大きな転機の一つとなりました。
2010年の７月、
10年勤めた会社を、卒業しました。
新入社員で、
役員秘書に配属され、
その後、
最短で、昇格試験をパスし、
組織風土改革の
コンサルタント部門に移動となり、
２０代で、
マネジメントクラスへの
エグゼクティブコーチング、
研修を担当すると言う、異例の待遇。
業務としての
国際的なコーチング資格取得をはじめ、
ファシリテーション、等、
人材育成の研修やトレーニングを
たくさん受けさせていただきました。
ありえないほど、
恵まれたキャリアでした。
保守的な私が、
終身雇用が約束され、
安定した大企業を辞めることは、
なかなか決断できませんでした。
それでも、「一度きりの人生、
命をフルにいきたい」と、
勇気を振り絞って、
2010年の７月、
会社を卒業しました。
当時は、
怖くて、夜、何度も目覚めたほど・・・
怖くて仕方ありませんでした。
それから、半年後。
ありがたいことに、
個人セッションは口コミで広がり、
３桁のキャンセル待ちとなり、
自分のやり方を、
模索し始めた矢先に起きたのが・・・
ーそう、2011年3月の東日本大震災でした。
あの時、自分の鋼（はがね）のメンタルに、
驚きました。
ブレることなく、
降りてくるエネルギーと共に、
毎日メルマガをつづり、
メンタルケアのために、
セッションしたり、
箱根で合宿したり・・・
そんな中でも、
ひしひしと感じたのは、
人はいつ亡くなるかわからない。
明日が約束されているわけではない、ということ。
そう思った時、
ふとわいてきたのが・・・
「私は、いかに生きたいのか」
「生きた証として、
何を、この地球に遺したいのか」
という問いでした。
いずれ旅立つ命なら、
好きなことを思いきりやって、
同時に、
この地球に、１人でも多くの
いのちの灯りを灯し、
生きた証を残していきたい。
そう思ったのです。
それから半年後に、
グループコーチング
（今のグループメンタリング）をスタートさせ、
その最終回直前に
降りてきたのが、
「地球ファミリー もし地球が一つの家族だとしたら」という
ビジョンでした。
多くの痛みを伴った
東日本大震災は、
私を、次のステージに、
後押ししてくれました。
あの時、あの地震がなければ、
今の私はいませんでした。
あの時、あの地震がなければ、
今、周りにいる
素敵な方々や仲間たちとも、
出会えていなかったでしょう。
あの時、あの地震がなければ、
１７００名を超える卒業生の
グループメンタリングも、いまだ、
企業限定だったでしょうから。
トラブルも、痛みも、
１ミリのズレもなく、
起きるべきタイミングに、
起きるべくして起こる。
人生の出来事には、
すべて意味がある。
そう確信した想いは、
時を重ねるにつれ、
ますます、強いものになっています。
「使命」を軸に、
流れに身を委ね、
安心して、進んでいけばいい。
私たちは、この地球、
この時代を、この自分を選んで、
生まれてきたのだから。
今日も、命を大切に、
目の前の一人の人生を大切に、
生きていきます。
グループメンタリングで、
自分軸を育て、
使命を引き出すことに、
全力を注ぎます。
一人一人が輝けば、
やがて地球は光になる。
その願いを
心に抱いているのですから。
あの震災で、
被災された方々、
ご家族を亡くされた方々と
対話しながら、
私自身もこの１３年間を振り返り、
気づいた想い。
改めて、決意を込めて、
残しておきたくなりました。
最後まで、お付き合いくださり、
ありがとうございます。
あなたが今日も、幸せでありますように。
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