親愛なるあなたへ
こんにちは。鈴木真奈美です。
ドラゴンボールやDr.スランプ作者の鳥山明さんが
逝去されましたね。
キャラクターデザインも手がけられていた
ドラゴンクエストシリーズも
弟が大好きで、
子供の頃、身近にありました。
同じように感じていた方も、
いらっしゃいますかね?
「世界のオザワ」と言われた、
小澤征爾さんの時もショックでしたが、
今回も、驚きと悲しみを感じます。
エジプトやフランスを旅していた時、
日本人というと、
「ドラゴンボールやカメハメ波を知ってるか?」
と、よく聞かれました。
漫画の中の日本語を片言で話してくれ、
なんとも嬉しい気持ちに
なったことを思い出します。
海外に行くたびに実感したのは、
ドラゴンボールには、
海外ファンが本当に多いのだと。
オーストリアに行った時は、
「小澤征爾を知っているか?」と、
おりに触れきかれ、
言葉は通じなくても、
文化は国境を越えるし、
素晴らしい文化は、
日本を知るきっかけになってくれたのだろうな、と。
ドラゴンボールやDr.スランプ作者の鳥山明さんの
この言葉が好きだったので、
追悼の意も込め、シェアさせてください。
「大きな仕事とか小さな仕事とか、
そういうことには関心がない。
楽しい仕事をやる」
「使命」を生きるって、そういうこと。
大小とか関係なく、
使命を生きると、
心から楽しい。
楽しいから続けられるし、
本当に楽しいから、
多少、つらいことがあっても、
乗り越えたい、
乗り越えよう、と思えるのでしょうね。
「漫画に感動やメッセージなんかいらない。
僕の漫画の役目は、娯楽に徹すること。
ひと時楽しい時間を過ごしてもらえれば
何も残らなくてもいいとさえ思っています。
膨大なアニメ市場の中で、
ご自分の役割(使命)や立ち位置を
ちゃんと認識し、
純粋に追い求めるスタンス。
自分の居場所や立ち位置がわかっているから、
ブレずに、続けてこられたんだろうなぁと。
「何でもありの世界設定にすれば、
“こんなこと有り得ない“と
文句を言われることもない。
“こんなこと有り得ない“というのは、
今思えば、逃げの設定だと思う」
自分の世界は、
自分の設定次第。
「正しいかどうか」じゃなく、
なんでもありの設定を、
私も選択したいものです。
最後に話が変わりますが、
私が初めて本を出版した時に、友人が、
小澤征爾さんのデビュー作となった
CDをプレゼントしてくれました。
かぞえきれないほど、
指揮をし、感動を届けてくださった、
巨匠の小澤征爾さん。
ただ、このデビューは、
「ここで終わりか、世界に飛び立てるか」という、
人生を賭けた、
魂を込めた指揮だったのだそう。
小澤征爾さんの渾身の指揮。
モノづくりは、
魂をこめるものだよと、
友人が言って、プレゼントしてくれたのです。
いつか何かの機会に、
皆様にも聴いていただきたいな、と。
世界に通用する日本人の旅立ち。
心からご冥福をお祈りします。
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