親愛なるあなたへ
こんにちは。鈴木真奈美です。
パワフルな星の動きに合わせ、
イレギュラーながら、
Yotuubeカフェも、
本日７月２８日（金）２１時にお届けします。
この時期は、ちょっと特別なので(^_-)-☆
テーマは、
「ライオンズゲート期間に訪れる
水瓶座満月」について。
よかったら、ご覧ください。
さて・・・
「あー、もうだめかもしれない」と、
どん底を感じる時、
何をやってもうまくいかない時、
気持ちがどんより落ち込んでしまう時・・・
そんな時って、ありませんか？
たくさんの方の人生に
関わらせていただいて思うのは、
どんなどん底でも、
道は、いずれ必ず、ひらけていく、
ということ。
「The night is long that never finds the day.」
「明けない夜はない」
(シェイクスピア 「マクベス」より)
話は変わりますが、
先日、クライアントさんから、ご招待いただき、
七月大歌舞伎 「菊宴月白浪」へ行ってきました。
市川中車さんの初宙乗り。
私は、それほど歌舞伎に
詳しくないのですが・・・
今回の舞台は、
メッセージ性も強く、
とても感動したので、
シェアさせてください。
７月歌舞伎の「菊宴月白浪」は、
忠臣蔵のその後のお話で、
市川猿翁（3代目 猿之助）さんが、
１６４年ぶりに復活させた演目。
猿翁さんが最後に演じてから、
３２年ぶりの上演は、
当初、４代目猿之助さんが主演予定でした。
代役となったのは、
猿翁さんの長男、
市川中車（香川照之）さん。
悲しい因果で、
お父様の猿翁さんから、
中車さんに、バトンが渡されたよう。
中車さんは、主役として、
初めて宙乗りで、翔びました。
中車さんが、手に持つ傘には、
「一陽来復」の文字が・・・・。
冬至を表す言葉で、
「冬の後には春がくる」という意味。
澤瀉屋の宙乗りは、
お客さまの幸せを願って、
翔んでくれるのだそう。
お父様の猿翁さんの想いが、
中車さんにつながった日。
中車（香川照之）さんは、スキャンダルで、
テレビ界から追放され、
昨年末、久しぶりに歌舞伎の舞台に
復帰されたそう。
今年５月の舞台も見に行ったのですが、
あの時は、中車さん、
出番はたった５分ほどの役で、
気の毒なほどでした・・・。
それが、今回、代役で主役をつとめ、
大きな拍手喝さいを浴び、
さらに「澤瀉屋」総出で、力を合わせ
中車さんを盛り上げていこうという
想いが伝わってきて、
なんだか、胸いっぱいでした。
もちろん、今、澤瀉屋は、
危機的な状況でしょう。
その中でも、
「中車」の「中」をみんなで描いたり、
ジェンダーのことに触れたり、
花火に最新テクノロジーを使ったり・・・
どんな危機的状況だろうと、
歌舞伎の本道を追求し、
伝統を守りながらも、
現代の要素も取り入れ、
進化していこうという情熱が、伝わってきました。
素晴らしい舞台でした。
どんな夜でも、
必ず、明けて、朝が来る。
どんなに寒い冬でも、
必ず、春はやってくる。
まさに、
「The night is long that never finds the day.」
「明けない夜はない」
(シェイクスピア 「マクベス」より)
幾多の困難を乗り越えてきた中車さんだからこそ、
余計に、響くものがありました。
逆に、もしあのまま、
テレビやドラマで大活躍だったら、
猿之助さんの代役を
ここまでつとめ上げられるだけの
時間やエネルギー的余裕は、なかったかもしれません。
人生って、何がいい未来に
つながっていくか、
わかりませんね。
もしあなたが今、
「あー、もうだめかもしれない」と、
どん底を感じていたり、
何をやってもうまくいかなかったり、
気持ちがどんより落ち込んでしまうようなことがあっても・・・・
どんな夜でも、
必ず、明けて、朝が来る。
どんなに寒い冬でも、
必ず、春はやってくる。
どんなどん底でも、
道は、いずれ必ず、ひらけていく。
これだけは、
忘れないでください。
私自身、
どんなご相談を受けても、
そう信じて、
寄り添っています。
そして実際、
本当に、
必ず道は開けていきます。
だから、絶対に、絶対に、
大丈夫なんです。
７月歌舞伎は、今日が千秋楽。
最終日も、いい時間になりますように・・・。
猛暑の折、皆様も、水分補給をお忘れなく！
ではまた夜に！
真奈美
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