親愛なるあなたへ
こんにちは。鈴木真奈美です。
昨晩は、台風の風の音がすごく、
ミシェルがガクブルでした。
あなたのお住いの地域では大丈夫ですか？
講演会追加募集も、本日が締め切りです。
本日 ９月２０日〆切
さて、
イギリスのエリザベス女王の世紀の国葬。
ご覧になった方、
どんな印象を持たれました？
イギリス史上最長の約７０年に渡り、在位し、
イギリス国民だけでなく、
世界中から愛された女王の最期。
国葬を生中継で見ていたのですが、
まるで、映画のような光景。
一つの時代が終わり、
また新たに始まったような印象をもちました。
世紀の国葬は、
史上初、生中継され、
なんと、全世界４１億人が生中継を視聴し、
各国元首ら５００人が参列。
これほど世界中が視聴し、
世界トップが集う機会は、
なかなかなく、
かつ、逝去後、たった１１日の葬儀に、
全世界のトップがこれほど集うとは・・・
ただただ、圧倒されました。
それにしても・・・
亡くなられたバルモラル城は、
故フィリップ殿下に、プロポーズされた場所だったとか。
そんな、おとぎ話の国のようなエピソードに続き、
昨日の国葬も、圧巻でしたね。
国葬が行われた、
ウェストミンスター寺院には、
私もイギリス留学中、
訪れたことがありました。
「歴代の戴冠式や、王族の結婚式や葬儀も
行われる舞台なんですよー」と聴き、
厳かな教会というイメージでしたが、
実際、葬儀の時は、こんなにも華やかになるのだと・・・
無くなる前から、準備されてきただけあって、
イギリス文化の粋を尽くした儀礼。
まさに、イギリスの威厳と尊厳を世界に向けて、
強烈アピールする、比類なき、一大イベント。
個人的には、
聖歌やパイプオルガン、バグパイプって、
本当にいい音色だなぁと・・・。
女王の治世には、
様々な評価はあるものの、
この荘厳さ、美しさをみて、
世界中が、
イギリスのすごさを、再認識した気がします。
植民地問題など、
あらゆる歴史上の汚点にもかかわらず、
その一瞬「大英帝国って、やっぱりすごい！」と、
ナチュラルに感じさせてしまう底力。
さすが、イギリス・・・。
近代的なライフルを装備した兵隊さんの側に、
中世騎士道の時代のような兵隊さんがいて、
現代と、おとぎ話が共存しているような
不思議な光景。
やはり、クリエイティビティは、国力だなぁと。
友人の映像プロデューサーも、
「見せることを意識し、つくりこまれた映像で、
さすがイギリス！と思わせるものだと思ったよ」と
ラインをくれました。
個人の偲び方、見送り方には、
様々な考え方や、スタイルがあると思いますし、
もちろん、表に出ない賛否はあるでしょうが・・・・
多くのイギリス国民が喪に服し、
悲しんでいる様子は、
国葬の真髄のように感じられました。
７０年間、
イギリスを支えられた女王陛下に、
心より、哀悼の意を表し、
ご冥福を心からお祈りいたします。
真奈美
本日 ９月２０日〆切
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