親愛なるあなたへ
こんにちは。鈴木真奈美です。
優しい人は、
つい、大切な人や、
身近な誰かが困っていると、
救いたくなります。
つい、「どうにかしてあげたい」
「全力でなんとかしてあげなきゃ」、と。
ただ、人間関係をスムーズにするには、
「誰かを救おうとしない」こと。
話は変わりますが、
インタビューで、
「被災地に勇気を与えたい」
「感動を与えたい」
「元気を与えたい」という
アスリートがいます。
個人的には、
やや上から目線っぽくて、
違和感を覚えますし、
私なら、おこがましくて言えないです。
そもそも、相手(=受け取り手)が
どう感じるかなので、
伝え手が、「与えたい」と思っても、
無理なんです。
もしなるとしたら、
結果的にそうなるだけ。
「勇気を与えること」が
目的になったら、
与えられるわけがありません。
同じように、
救おうと思っても、
他人は救えないんですよ。
(医療従事者の方々、弁護士さん、消防士さん、自衛隊の方、警察官の方などは別ね。
命や法律、物理的なことじゃなく、心のお話)
・あなた自身が、一生懸命、生きること。
・あなたが人生を楽しむこと。
・大切な人には、真心で、寄り添うこと。
そんな後ろ姿を見て
いつの間にか、
「勝手に救われた」人が、
増えていくんです。
「どうにかしてあげたい」と、
問題解決やアドバイスできなくても、
誠実に、話を聴き、寄り添うだけで、
相手の気持ちは、軽くなるはずです。
「誰かのため」になったら、アウトです。
「こんなに頑張っているのに」
「こんなにしてあげたのに」
というループに
陥りやすいから。
誰かを救うために、
あなたは生きているわけじゃない。
あなたはあなたのために
あなたの人生を生きてください。
子供が「勉強しないで困るんです」じゃなく、
大人が、
「大人って楽しい♪」
「チャレンジして人生を謳歌するって、最高♪」と、
楽しむ背中を見せれば、
自然と、そうなるんです。
私は、ニートも、
引きこもりも、
メンタルも、
救いたいと思わないし、
他人には救えないんです。
相手には、相手の事情があり、
想いがあり、タイミングがあり、
他人が踏み込める領域ではないのです。
でも、全部ひっくるめて、
肯定するし、
どんな人も、尊重される場を
つくっていきたい。
どんな悩みを抱えていても、
そのままで、
幸せになれるし、
笑っていいんだよって伝えたい。
相手のとてつもない力と可能性を
信じながら、
とことん寄り添います。
失敗しても
うまくできなくても
立ち止まっても、
その人の尊い体験です。
人を救えないけれど、
寄り添うことはできる。
寄り添うことは、癒やしにつながります。
今日はメルマガからでした。
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