親愛なるあなたへ
こんにちは。鈴木真奈美です。
秋分の講演会、すでにたくさんのお申込みを
ありがとうございます。
【９月２日〆切】
今日は水曜日なので、２１時にYoutubeカフェもお届けしますね。
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【YouTube】 鈴木真奈美 Cafe
毎週水曜日２１時更新です。
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さて、今日の本題。
コロナ禍の影響で、
スタートが遅れる地域もあるようですが、
多くの学校がはじまるようですね。
毎年、夏休み明け前後に、
命を絶つ子供が多くなる、
傾向があるのだそう。
ここ数年、夏休み明け前後のこの時期は、
呼んでくださった小学校〜高校やNPOへ
足を運び、対話を続けてきました。
昨年に続き今年も、
リアルにお会いすることは控え、
Zoomを使った、オンラインで。
「学校にいくのが辛い」
「毎日がしんどい」
そんな生きづらさを感じている子供たちの
声に耳を傾け、対話をするひととき。
少しでも
安心してもらえる場になったら、と。
私のライフワークの一つです。
よくお話することのひとつが、こちら。
自然界で、ありとあらゆる動物は、
危険を感じたら、
全力で逃げるのが、鉄則です。
逃げることは、負けることでもないし、
恥ずかしいことじゃない。
人間だけが、
背負いすぎ、壊れてしまうまで、
我慢して、無理に、
歩き続けようとしてしまう。
でもね、
しんどくなったら、逃げていい。
学校に行きたくなければ、
いかなくていい。
休んでいい。
どうか、死なないで。
決して、自分を見捨てたり、
傷つけたり、
追い込んだり、しないでください。
たとえあなたが
今、どんな状況にあろうと、
全世界にいる
誰もと同じように、
あなたには、愛され、
愛情を注がれる価値があるんです。
子供の頃、私は、
人一倍、繊細で、敏感でした。
同学年とは話が合わず、
大人と話したり、
自然の中で、動物や目に見えない存在と、
遊ぶのが好きでした。
もともと一人が好きだったので、
つるむ女子集団も、苦手でした。
中学に入ってすぐに、いじめにあいました。
原因は、些細なことだったと思います。
一方、その頃の家庭環境は
私が、私立の中学に合格した直後に、
父の熊本赴任が決まりました。
私を応援したいと、
父は単身赴任してくれることに
なったのです。
そんな家族の想いを知っているから、
「学校でいじめにあっている」とか、
「学校に行きたくない」とは、
言えませんでした。
私が悲しんでいると知ったら、
両親が、悲しむと思ったからです。
休み時間は、一人でいるのが辛くて、
野球グラウンドの芝生近くで、
お弁当も一人で、食べました。
支えになってくれたのは、
当時、自宅近くにあった教会の先生。
そして、同級生の友達が一人、
「真奈美ちゃんは、悪くない」と言って、
側にいてくれました。
母も気づいていたのでしょうが、
あえて、何も言わず・・・
その代わり、私が帰る時間には、
必ず家にいて、笑顔で迎えてくれました。
本当に辛い時に、
たった一人でも、
寄り添ってくれる人がいたら、
人は生きていける。
それは、今の私の原点のひとつになっています。
いじめにあった当時、
心はボロボロでした。
一人の時間が長かったので、
本をたくさん読みました。
いろいろ考えました。
死んだら楽になるかなと、
考えたこともあります。
でも、思ったんです。
＊私が、死んだら、
いじめていた人たちは、後悔するだろうか。
＊いや、きっと、忘れてしまうだろう。
＊何事もなかったように、
学生生活を送り、大人になっていくだろう。
＊それなのに、
何も悪いことをしていない
私の人生だけが狂っていくのは、おかしい！
そう思ったんです。
だったら、
絶対、負けない！
そう決めました。
いじめた相手を見返すのは、
私が死んだり、不登校になることじゃない。
やり返すことでもない。
中途半端に出る杭だから、
打たれるとしたら・・・
とことん、秀でて、
「あの杭なら、仕方ないよね」と、
抜きん出るまで、努力しよう、と。
同じレベルで、
悪口を言い返すのではなく、
私は、一切、悪口は言わない、と。
代わりに、
圧倒的な結果を出そう。
通っていたのは、中高一貫の私立だったので、
学業および人物優秀と、
認められた学生は、
「特待生」に選抜され、
学費免除、制服貸与、
特待生エンブレムをつけ、
イギリス留学にもいける、
という、プレミアムな制度があったんです。
それを目指しました。
勉強も読書も、
そもそも好きだったので、
エネルギーを、注ぎました。
寂しさも、悲しさも、憤りも、
負のエネルギーを、すべて力に変えて。
そうしなければ、
生きていけなかったんだと思います。
当然ながら、成績は上がります。
1年たったら、いじめは静まり、
もう、誰も陰口をいいませんでした。
さらに、2年後、高校に進学する際には、
特待生に選抜され、世界が変わりました。
人生の分岐点でした。
あのいじめのおかげで、
特待生にもなり、イギリス留学も。
大人になってから、
当時、いじめていた子から、
SNSでメッセージがきました。
私の過去のブログも読んだみたいで、
「あの時、大した、いじめじゃなかったじゃん。大げさだね」と。
いじめた側は忘れてしまっても、
いじめられた側の心には、ずっと残る。
そういうものなんだと、思いました。
いじめた相手を見返すには、
あなたが傷つくことじゃない。
どんなことでもいい、
あなたなりの幸せを
見いだすこと。
「いじめられている側にも、
原因や問題がある」なんて、
捉え方はしないでください。
いじめには、立ち向かわなくていい。
友達とうまくいかなければ、
付き合わなくていい。
辛いなら、全力で、逃げればいい。
休んでいい。
しんどい時には、
ただ、生き延びているだけでいいんです。
それは、負けたのではなく、
自分を守る、
最大のやり方の一つだと思います。
そして、なんでもいいから、
好きなことをやったり、
時間を忘れるものを探すこと。
学校から逃げても、
自分の好きなことや合うものを見つけ、
自分なりの幸せを探していくといい。
好きなことをすることで、
心が守られますし、
それがきっと、将来、
支えになってくれると思う。
私の場合は、
それが、本や勉強でした。
世の中は広いです。
学生時代って、
大事な人生のただの入り口に過ぎません。
そんな小さな世界で、
つまずいたからといって、
人生終わりじゃない。
学校だけが全てじゃない。
世界はもっと、
広くて、優しいんです。
大人は、楽しいです。
学校に行かないことは、
国からも認められているんです。
だから、
学校に行きたくなければ、
勇気を出して、
「行きたくない」って、
伝えてほしい。
休んだり、
不登校になると、
「人生終わった」と
勘違いしがちですが・・・・
不登校で、人生は終わりません。
休んだって、いくらでも、
とり返せるし、
不登校やいじめにあった経験は、
社会に出たら、ハンディにはなりません。
学校に行きたくないのに、
無理に通えば、
生きる気力が失われますし、
自尊心も傷つけられます。
それは、命に関わること。
辛かったら、
全力で逃げて。
本当に、大丈夫だから。
今はつらくても、
決して、
自分を見捨てないで。
人生をあきらめないで。
生きてさえいれば、
必ず、必要とされる場があります。
大人になった今、
私は、自分の使命を生きていると、
日々実感しています。
あの辛かったことも、
全て、今につながっていた、と、
今なら、わかります。
ありがたいことに、
「真奈美さんに会えて人生が変わった」
そう言ってくださる方も多いです。
この時期、学生さんたちと対話してると、本当に思う。
私自身、あの時、人生を諦めなくて、良かった。
好きなことを、ちゃんと探して良かった。
あの時、諦めていたら、
今、周りにいる素敵な方達には、
出会えていなかっただろうなぁ・・・と。
それは、あなたも同じです。
どうか、死なないで。
自分を一番に、守ることができますように。
悲しいことに、
毎年、９月１日前後に、尊い命が、
たくさん失われてしまいます。
しかも、自ら。
こんなに悲しいことはありません。
ほんの一人の心にでも届けばと思い・・・・
今日のブログを書きました。
シェアもリブログにも、感謝です。
私にできることは微力ですが、
呼んでいただく限り、
対話の場へ足を運びます。
今、どんな辛くても、
生きていれば、
いずれ必ず、光に出会えるから。
その想いを届けたくて。
道は、どこからでも、
いつからでも、開けていくから！
あなたがいつも、守られていますように。
鈴木真奈美
今後の予定
【９月２日〆切】
【キャンセル待ち】グループメンタリング（BASIC）
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