親愛なるあなたへ
こんにちは。鈴木真奈美です。
今日はみなさまに、感謝のシェアです。
オフィシャルの活動とは別に、
草の根ながら、
という活動をしています。
小学校、中学校、高校、大学で、
お話やワークショップをさせていただいたり、
乳児院や児童施設に寄付をしたり、
子どもたちと一緒に遊んだり、勉強したり、
里子がいたり、
ボランティア活動したり。
新型コロナの影響で、
今の活動は、
施設の状況を伺い、
ニーズにあった「寄付」が中心ですが・・・
講演会や瞑想会などで、
皆さまからいただいた豊かさを、
循環しています。
根っこにあるのは、
「私たちは、ひとつの家族」
という想いです。
私自身に子どもはいませんが、
血縁関係はなくても、
周りに可愛い子どもたちが
いっぱいいて、愛おしいです。
新型コロナウイルスの対策で、
今、ボランティア活動の受け入れも、
交流も自粛。
キャンプや花火大会、
映画を見に行くのも、
すべてNGということで・・・
去年に続き、
今年も、施設内で楽しめる企画を
プレゼントしました。
竹馬、一輪車、三輪車、花火など、
施設内の庭で、
楽しめるグッズをにしました。
先月、注文したプレゼントが、
施設に届いたということで、
ある施設の所長さんから、
「子どもたちに渡す前に、見に来てもらえませんか？」
とお誘いいただき、
久しぶりに行ってきました。
せっかくなので、スタッフたちも一緒に。
この三輪車や一輪車は、結構高いらしい。
でも施設は４４人子どもたちがいて、
みんなで使うので、
普通の家庭用のものだと、
すぐに壊れてしまうんですって。
「初めての方々（＝スタッフ）もいらっしゃるので、
せっかくだから・・・」と、
プレゼントのお披露目後、
感染対策は徹底した上で、
所長が、施設内を案内してくださいました。
私も、コロナ禍になってから、
室内に入るのは、初めて・・・
ということで、１年半ぶりですね。
ソーシャルディスタンス２メートルというのを、
先生方の似顔絵と身長で、
伝えているそうです。
１年半ぶりの施設内は、
きれいになっていて、びっくり！！！！！！
（以前は、片付けられないおもちゃが、
あちこちに散らばっていたのに）
この１年半、
外出できないので、
自然と、
みんなで、お掃除を徹底されたそう。
すごーい、散らかっていない！！
綺麗さへの感動と、同時に、
「どれだけ、こもっていたんだろう・・・・」と
先生や子どもたちを想うと、
切なくなりました。
ちょうど、小学生の子達がラウンジにいました。
ぬいぐるみを見せようと、
もってきてくれたり、
お菓子を薦めてくれたり。
一生懸命おもてなしを
してくれているのがわかりました。
（お顔が映らなければOKとご了承いただき、お写真とらせていただきました）
寄贈させていただいた本も、
たくさん飾られていました。
これもみなさまとの想いの結集。
所長さんは、
コロナ禍になってから、
１年半、自宅に帰られていないそう。
非常時なので、
何かあったら、すぐに適切な判断ができるよう、
施設の空気感に触れていないと、と。
もうひとつ、個人的に驚いたのは、
先日まで、
施設の隣りにあった工場と会社が、
更地になっていたこと・・・。
バスケットボールのゴールの奥。
あった建物がなくなり、
見通しが良くなっています T T
善意の社長さんたちで、
児童施設にもよく寄付をされたり、
子どもたちを工場内に遊びに招いてくれたり・・・
ただ、このご時世、
コロナの影響で、
会社が破産してしまったのだそう。
「寄付」「循環」ができるのは、
「事業継続」できてこそなのだと、
身にしみて感じました。
それはひとえに、
私のつくる場に集ってくださる、あなたのおかげです。
帰ってきた夜、
スタッフが送ってくれたメール。
「所長さんのご自宅に帰られていないお話や
23時過ぎまで遅番の職員さん達が残られていたお話だったり…
子ども達への愛情があったり、守りたいと思われる方々こそ、
背負ったり抱えたりされる部分が大きいと思います。
そして、これはコロナ禍で
頑張って育児や介護をされている方々にも
通じることだと思いますが、
子ども達も職員さん達も閉塞感があると思います。
そんな中、
コロナ禍になっても
変わらず長年継続して支援されていること、
それが子ども達や職員さん達にとってどれだけ
光が差し込むようなことだろう、世界が広がるように感じるだろう…と感じました」
本当にそうですよね・・・・。
ただでさえ、夏休みは、
実家に帰れない（実家のない）子どもたちにとって、試練の時・・・・。
それが、コロナ禍で
自由に外出もできず、
施設の中に、
幼稚園から高校生までの幅広い年齢層が
集団生活をする・・・・
その閉塞感やストレスは、
想像を絶すると思います。
プレゼントを通し、
ほんの少しでも、
幸せなひとときを過ごしてもらえたら嬉しいなぁ、と。
そんな想いを肯定してくれるかのように、
施設で撮ったお写真には、
虹龍がかかっていました。
子供のプライバシーがあるので、
全写真NGの児童施設も多いのですが・・
この児童施設だけは、
お顔が映らなければ、お写真OKなのです。
雰囲気だけでも伝わりますように。
毎回、施設の方々にもお話しているのですが、
「地球ファミリー
未来の子どもプロジェクト」は、
私が一人でやっているのではなく・・・
「来てください」と、
学校に呼んで下さる方々、
私の活動を支えてくださる方々、
応援して下さる方々、
講演や瞑想会、
ワークショップやグループメンタリング、
イベントに来て下さる方々、
ボランティアスタッフをして下さる方々・・・・
そんなみなさまの「想いの結晶」です。
「寄付したいけど、
できていない」という方でも、
私を応援して下さる方々、
私のつくる場に来てくださっている方々や
一緒に場づくりしてくださっている方々は、
この豊かさの循環に入っているので、
同じことです。
ただ、「役割」が違うだけ。
１０年に渡り、
続けてきたことで、
善意が循環していくのを
肌で感じています。
「私が」やりました。
ではなく、
「みんな」で、
この豊かさの循環をつくっているんです。
役割はそれぞれ違っても、
ともに、
豊かな流れを
生み出しているのです。
施設の先生方や、子どもたちから、
いちうもたくさんの「ありがとう」をいただいています。
この場を借りて、
皆さまに、その感謝のエネルギーを、
お届けします。
いつも、本当にありがとうございます。
今、家族の形も、様々です。
ひとり親のご家庭、
養子縁組のご家庭、
共働きで時間に余裕がご家庭や、
経済的に厳しいご家庭・・・。
また昔と違い、今、
施設にいる大半は、
虐待を受けていた子供たちです。
子供が辛いのは、もちろんですが・・・・
子育て世代のママさんに
お話を伺っていると、
「虐待のニュースを見る度に、
うちも、
一歩手前だったと思うことがある。
他人事じゃない」、と
いう声をよく聞きます。
ママさんたち、本当に頑張っていると思う。
でも、必要以上に抱えすぎると、
誰だって、潰れてしまいます。
追い詰められたら、簡単に、
女神から、般若にだって変わって
しまうかもしれません。
虐待を肯定するわけでは一切ありませんが、
「虐待するな」と責めたり、
「いいママでいないと」
「そんなのおかしい」と、
正しさで裁いたり、
追い詰めるのではなく・・・・
「助けて」を言える社会、
「何か、できることある？」
「大丈夫？」と、
声をかけて、お互いに助け合える場を
つくっていけたら、、、と願う次第です。
私は、周りの人に、
本当に恵まれています。
来てくださる参加者さんも、読者さんも、
グループメンタリングの仲間たちも、
ボランティアチームも、
リーダーチームも、スタッフも、
友人も、
本当にステキな方ばかり。
１０年間、
たくさんの方々に
支えられてきたからこそ、
豊かさを循環し、
お返ししていきたい、と、
より一層、思います。
最後に、こうした活動は、
地道に「続ける」ことに、
意味があると思っています。
大きな活動を目指さず、
足元をコツコツ。
これからも、継続して、
還元・循環できますように。
（※２０２０年より、
地球ファミリーは、
児童施設を中心に、
新型コロナで影響を受けている、
医療従事者の方々、
ホームレス支援団体、ひとり親支援団体へ
お届けしています。）
感謝とともに
鈴木真奈美
当然のことですが、
私は、日本人であり、日本に住んでいます。
海外の難民支援や学校を建てるなど、
尊い活動は、たくさんあると思いますが、
身近に助けを必要とする人がいるなら、
私は、まず、足元の日本から・・・
という想いで、地元の施設や、
ご縁のあった施設、志の近い団体や活動を
応援させていただいています。
これがポリシーです。
「未来の子供プロジェクトを一緒にやりたい」と、
ご連絡くださる方も多く、
本当にありがたいのですが、
組織だっての活動ではなく、
あくまで、草の根活動です。
世の中には、善意の方々が、本当に多いです。
皆様の周りにも、
こうした施設は多いと思いますので、
よかったら、私の手の届かない地域を、
ぜひ、ご支援ください。
過去に、応援していた施設や
活動をご紹介したところ、
問い合わせや見学が相次ぎ、
日常業務に支障がでるほど、
先方に多大なご迷惑を
おかけしてしまい、猛反省でした。
それ以降は、名前を公表することは
控えていますこと、
ご理解ください。
（でも時々、お写真を見て、
「私も、大学時代、あの施設で
ボランティアをしていました♪」という
声をいただけるのは、素直に嬉しいです）
感謝をこめて
鈴木真奈美
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