こんにちは。鈴木真奈美です。
ニュースで取り上げられていたので、
ご存じの方も多いと思うのですが・・・
全国の４月の自殺者数が、
前年比約２０％減だったそう。
（厚生労働省より）
少なくても、最近５年間では、
最も大きな減少幅だとか。
「コロナの影響で、
職場や学校に行く機会が減り、
悩むことが少なかったことなどが要因」と見られているそう。
当初、コロナで経済が回らなくなると、
自殺率が高まるのでは、
予測されていましたが・・・
「経済がとまると、自殺者が減る」というまさかの結果が・・💦
労働や人間関係が、
死ぬほどストレスだったということが、
数値に表れたという衝撃。
これから、日本が向きあわざるをえない、「事実」でしょう。
２０%減と言っても、
４月の自殺者は１４５５人。
（たった１ヶ月で）
これだけ騒がれているコロナで
お亡くなりになられた方は、
トータルで、７１０人。
「本当に辛いなら、会社やめたらいい」
「しんどいなら、学校には行かなくていい」
「命ほど、尊いものはない」
と、私も常々、言い続けてきました。
学校や会社での集団行動が、
苦手な人は、一定数います。
（私もそのひとり）
経済成長は大事ですが・・・
命が脅かされるほど、
過酷に働かなくてはいけなかったり、
人間関係が辛いのに、無理に気を遣い、
周りに合わせるという、
これまでが、異常だったということでしょう。
コロナのお陰で、
死を選ばざるを得ないほどのストレスから解放された人もいれば、
行き帰りの通勤で、ふっと理性を失うほど、
追い詰められた人も
救われたのかもしれない。
精神科の友人が、こんなことを言っていました。
「プレッシャーがなくなったせいか、
不登校や引きこもりの人が、
イキイキし始めた気がする」と。
コロナは地球に優しいと、
以前、ブログにつづりましたが、、、、
過度な経済成長のひずみは、
人にも影響を与えているのですよね。
今まで、
死ぬほど辛くても会社に行く。
死ぬほど辛くても学校に行く。
そうではなく、
死ぬほど辛ければ、
会社に行かなくてもいい
学校に行かなくてもいい。
疲れたら、立ち止まり、
休めばいい。
休んだり、立ち止まった人を、
責めたり淘汰するのではなく、
周りが優しく見守る社会で
ありたい。
これから、教育や働き方が、見直され、
もっと一人ひとりの個性や特性をいかした、
生き方、働き方が、生まれていくといいなぁ・・・
新しい時代のカギの一つは、
「多様性」ですから。
同時に、本当に怖いのはこれからです。
自殺の原因が生まれてから、
実際に自殺でなくなるまでは、
５年近く要するそう。
アパレル大手のレナウンが倒産に続き、
誰もが知る企業が、
これから倒産していく可能性も高いです。
悩み続けて、結局、死を選ぶことが、
少しでも避けられるよう、願ってやみません。
私もできることからと、
本業を通し、サポートの形を、
考え始めています。
対象は、就職の不安を抱える大学３〜４年生や、
出社もままならない、社会人１年目の方々。
不安で、心が死なないように・・・。
たった一人で悩んで、
人生をあきらめてしまわないように。
鈴木真奈美
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