いい気持ちでいることを選ぼうとしても、
日常生活では、
山あり、谷ありです。
ネガティブな感情を見ないようにしても、
もしかしたら、一時的に封印して、
我慢してるだけかもしれません。
かといって、ネガティブな感情は、
ひたりすぎると、底なし沼のように
はまってしまいます。
特に、怒りや悲しみは、ね。
ネガティブな感情は、短い期間で、
向き合い、消化し、リリースしていく。
そしてまた、同じ感情が
わいてきたら、向き合い、
消化し、リリースしていくこと。
その積み重ねで、少しずつ、
傷や痛みが薄れていくのだと思います。
昨日はショパンの命日でした。
医療ミスでの突然の死でした。
一日、ショパンに寄り添いたくて、
久しぶりに一日、何もしない日でした。
去年の今朝は、まだ生きていたんだなぁとか・・・・。
ショパンとのお散歩コースに行ってみて、
「あぁ、この場所好きだったなぁ」とか、
「よく、ここで遊んだなぁ」とか・・・・
何気ないところで、心がじわっとするのです。
一年前の今日をたどりながら、
ただただ、悲しい気持ちにひたっていました。
誤解していただきたくないのは、
死がダメというわけではないです。
ただひたすら、悲しいのです。
どんな別れも、別れは悲しいですが、
特に死別は、姿形がなく、
触れることのできないつらさがあります。
触れたいなぁとか、
もう一度、抱っこしたかったなぁ・・・と。
ただ・・・
家族以外にも、覚えていてくださった方がいました。
なんて、なんて、ありがたいんだろう、と。
Sちゃんは、生前も、ショパンに何度も、クッキーをつくってくださった方。昨日に合わせて、キャンドルとクッキーを、贈ってくださいました・・・。
フエルトでのショパンぬいぐるみも。
犬を抱きかかえた天使や、お花。
メールやメッセージをくださった方もいました。
本当に、本当にありがとうございました。
この写真を撮りながらも、
昨日は、ワンワン泣きました。
悲しかっただけじゃない。
こんなにも、
気にかけて下さる方がいるなんて、
本当にありがたいなぁという、よろこび涙。
悲しみの奥に、いつしか、
ショパンの分も、強く生きたいという、
小さなあかりが、心に宿っていました。
寄り添ってくださった方々のお陰です。
私は基本的には強いです。
いつもは、自分で自分を満たし、整えます。
それでも、つらい時、悲しい時には、
人の優しさがいっそう、しみいります。
「あぁ、人ってありがたいなぁ」
「人は、ひとりでは生きていけないんだ」と。
人に支えられ、
人の優しさに守られ、
人にお返ししていく人生。
その日々を、積み重ねていきたい。
そして、これからも、ひとつひとつ、
こうやって乗り越えていくのでしょう。
最後に、
自分の振り返りもかね、この時期の記事を。
当時は、気持ちを言葉にすることで、
精一杯、消化しようとしていたのだと思います。
ショパン、ありがとう。
ショパン、どうぞ安らかに。
鈴木真奈美
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