「to be happy」よりも 「to look happy」が
大切な人って、多いのかもしれません。
「リア充代行業者」があること、ご存知ですか？
SNSにアップした記事へ、
「いいね！」を押してもらうサービスや、
誕生パーティーやイベント、ランチ会、
セミナーに参加する人を、レンタルし、
その楽しそうな様子を記事にアップする。
他人からうらやましがられるよう、
背伸びしたり、日常を盛ったりするのだそう。
昨日、クライアントさんに教えてもらい、
「ここまできたか〜」と思いました。
背伸びした自分や、
盛った日常に対し、共感されても、
心底、満たされることはなく、
「餓鬼」のように、その「承認されたい」想いは、
加速する一方なのにね。
「幸せそうと思われたい」
「たくさんの友達が周りにいないと、寂しい人」
「寂しい人と思われるのは怖い」
「私生活の充実度＝幸せ」
そういう風潮もあるようですが、
そもそも、
「どう思われるか」「どう見られるか」を
意識してばかりだと、他人軸で、
周りに振り回されてしまいます。
「友人たちの幸せそうなリア充の写真を見るたびに、
追い詰められるような、寂しい気持ちになる。
自慢できるものがない」
「寂しく、満足できない日常だから、
せめて、SNSでは共感される演出をしたい」
そうやって、より幸せそうに思われたくて、
「見られている自分」と、
「素の自分」のギャップが広がると、
ますます苦しくなります。
奥にあるのは、
「幸せそうに思われないと、価値がない」
「そのままでは、愛されていない」
という思い込みだったりします。
だから、本当の自分を出せずに、
背伸びしたり、盛ったり、
本音を言えずに、当たり障りない対応をしてしまうのかもしれません。
それ、続けるのって、しんどくないですか？
表面的な共感や、「いいね」より
本質的なつながりや満足感のほうが、
ずっと満たされます。
そのためには、まず、素をさらけ出すこと。
最初は怖いかもしれませんが、
実際にやってみると、楽になっていきます。
素のあなたに惹かれる人が
回りに増えると、
結局、満たされ度も変わっていきます。
表面的にとりつくろい、
背伸びすると、一時的、かつ一瞬の「幸せ」は得られますが、
さらけ出すことで得られるのは、
根本的な幸せです。
私は、友達は少ないです。
「より多く浅く広く」より、
「少なく深く濃く」派です。
「著名人」が集まる、でも知らない人の多い、
大人数のパーティーより、
１〜２人の友との時間が好きです。
ダメなところ、弱みこそ、先に見せます。
それで嫌われる程度のお付き合いなら、
最初からない方がいいです。
いつも外に出かけるより、
ひとりで、家におこもりするのも好きです。
損得じゃなくて、
好き嫌い、ピンとくるかどうか、で動きます。
根本的に心が安定するための行動基準は、
どう思われるか、より、
自分が何を感じるか。
そして、付き合う人を選ぶことです。
幸せそうに思われたい、より、
今、自分が幸せであるか。
もし幸せを感じていなければ、
自分が、根本的に幸せを感じるために、
今、何をするか、です。
８月２２日は、しし座新月＆皆既日食ですね。
メルマガは、そのあたりをテーマに、
今日のお昼頃、お送りします。
よかったら受け取ってください ^-^
感謝とともに
鈴木真奈美
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