終戦の日に願うこと ー平和は、当たり前にあるものではなく、意志をを持って守るものー。

こんにちは。鈴木真奈美です。

今日は終戦の日。

８月は、私たち日本人にとって、「いのち」や「平和」を考えやすい、特別な月かもしれませんね。

あの日から７０年以上が過ぎました。

７０年前の今頃は、すさまじかったのだろうという、言葉では、表現できないほどの状況だったと思います。

今、私たちが平和に生きられているのは、命をかけて、終戦のために尽力した方がいてこそ。

７０年もの間、平和が守り続けてこられたからこそ。






例年同様、今日は、母校である上智大学のイグナチオ教会へ行こうと思います。

（靖国神社に参拝される方も多いと思うのですが、気持ちさえあれば、場所はどこでもいいと思ってます）

先人たちの尊い想いの上に成り立っている、現代の平和。

世界の先人たちに、
今という平和な世の中に、
心からの感謝を伝えてこようと。

歴史のほんの小さな歯車が違っていたら、あなたも私も、今ここにいないかもしれません。

この時代に、
この日本に、
この自分として存在できていることが、
奇跡的に幸せなことだと、しみじみ想うのです。


足りないものに目を向けるときりありませんが・・・

現代の「日本人」として生きられていることは、宝くじにあたっかのような確率だとか。

この同じ空の下、どこかの国では、戦争で命を脅かされて生きている人もいるでしょう。

数時間歩かないと水も飲めないという環境で、日々、生きるのが精一杯、という人もいるでしょう。

字を読むことすらできない教育環境の人もいるでしょう。


以前にもシェアしたことがあるのですが・・・研究者の友人からもらった資料にあったお話。

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・世界の５人に１人は、１日１ドル未満で暮らしている。

・世界では７人に１人が飢えていて、飢えに苦しむ人は８億人もいる。

・世界には、今もなお、２７００万人の奴隷がいる。

・世界では、３人に１人は戦時下に暮らしている。

・世界中の紛争地域で戦う子ども兵は３０万人。

・毎年、西欧向けに人身売買される女性は１２万人。

・にもかかわらず、武力紛争による死者よりも、自殺者の方が多い。
ーーーーーーーーー

世界の危機に意識を向けると、いくらでも恐怖は湧いてきますが・・・・

不安に意識を向けると、その不安は増大するだけ。

「あなたも今日から、１日１ドルで過ごしましょう」なんてことを、言いたいわけでもありません。

できることといえば、まず、知ること。
そして、「見て見ぬふりをする」のではなく、何かできることから始めてみること。

それも、
無理に、難民援助や、遠くの誰かを支援する必要もなく、
無理に、有名な活動に寄付することでもなく、
無理に、「ボランティア活動」と呼ばれることをすることでもなく、
「こんなにやっているよ」とPRする必要もなく、

日々の暮らしや環境に感謝し、
自分を慈しみ、
今、ご縁ある身近な人に心を込めて接していくこと。

そして、満たされた自分で行動し、社会に還元していくこと。

怒りや悲しみ、不安からではなく、愛から動くこと。

Love & Peaceに意識を向けること。

揺れ動く今の日本で、やるべきことはたくさんあると思います。

過去がどうあろうと、これからの未来は私たち次第。


平和は、当たり前にあるものではなく、意志をを持って守るもの。



今日もあなたが幸せに包まれていますように。

愛を込めて

鈴木真奈美

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