こんにちは。鈴木真奈美です。
私のライフワークのひとつ、「地球ファミリー 未来の子どもプロジェクト」。
最近、お声をかけていただいた小学校~大学で、対話の場を持つ機会が増えました。
「みんなすばらしいんだよ」と抽象論を話しても分かりにくいので、時事ネタを扱い、対話することも多いです。
先日テーマになったのは、東京オリンピックのエンブレム問題。
エンブレム模倣・盗作問題の事実は、素人の私には分かりません。
「おかしい」と個人が思うのも自由です。
でもいい悪いじゃなくてね・・・・
オフィシャルの場で、追いつめられた個人を批判することで、自分の正当性や優位性を主張する必要ってあるのだろうか。
追いつめられた人を、よってたかって集団で、攻撃する必要って、あるのだろうか。
(お写真引用:先日の東京五輪HPより)
キリスト教の教えに、こんなお話があります。
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イエス・キリストを試すために、律法学者たちが、ある罪で捕らえられた女性を連れてきました。
当時の法律では、石打ちの死刑に値する罪だそう。
イエスは言いました。
「あなたたちの中で罪を犯したことのない者だけが、この女性に石を投げなさい。」と。
誰一人として、石を投げることはできませんでした。
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もちろん、甘さはあったでしょうし、やってはいけない社会のルールや、守るべきラインや筋はあります。
そこに対しては、淡々と対応すればいいこと。
選定制度やプロセスの透明化をはかる必要もあるでしょう。
でもあの人のルール違反と、あなたや私の人生とは、何か関係があるのだろうか。
世論に便乗して、責めるのは簡単ですが、限度を超えれば、ある種、大人のいじめでしょう。
いたらないところだらけの私は、自分の人生を生き、精進するのに精一杯で、他人様を責める暇も資格もないのです。
心を注ぎたいとしたら、気に入らない人、間違った人への批判ではなく・・・
たとえもし「あの人」が、
間違ったことをしたとしても、
挫折したとしても、
そんなことすら認めて許し、
再チャレンジを応援できる世の中を創っていきたい。
みんな、失敗するんだよ。
小さくても、間違いを起こすものなんだよ。
それが人間という生き物なんだから。
間違いを起こして落ち込んでいる「あの人」や批判されている「あの人」は、もしかしたら、あなたや私の一部かもしれないからね。
だから、批判ではなく、可能性に目を向けていたい。
やり直せる可能性や、その人自身の可能性に。
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鈴木真奈美
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