スポーツ祭り2017
CUESさまに取り上げてもらっています
http://www.billiards-cues.jp/news/2017/10/1010.php
(ちゃっかり写真も拝借w)
来年スタッフへ説明するために、いろいろ注意点等覚えておかなければならないので、私の主観をこちらに記しておきます。
チャレンジしてもらった課題はこちら
まずはもんだい①
ウォーミングアップといっても初めてビリヤードをやる人にはなかなか難しい課題です。
ここで何を伝えるかというと
『棒(キューね)の向いている方向に球は進んでいく』
ということ。
このような言葉を伝えると自分で狙って手球をまっすぐ転がすことが出来るようになることが多いです。
そして一番大事なのは
『教えるのではなく楽しんでもらう』
楽しければ子供たちは勝手に興味を持ち、勝手にレベルアップしていきます。
こういった体験イベントで我々大人たちができることは理詰めで説明したり、無理やりフォームなどを強制するのではなく
『自分で考えて、狙って、成功した!』
という成功体験をしてもらうことです。
我々から見たら簡単なショットかもしれませんが、やっている本人からしたら未知のショットです。
この小さな成功体験を一緒に共有する。
オーバーなくらいリアクションする。
ことがとても大事です。
もんだい②&③はまっすぐあたるとゴールポストにあたります。
つまりもんだい②の場合少しでも球の左側に当たれば成功します。
これをイメージボールなどで説明するのもやめましょう。
イメージボールで説明するとおそらく空振りします。
教えたのに失敗するという、とても残念な結果になります。
『どっちに当たればいいのかな?』
『棒の向いている方向に球は進むからねー』
と言っていれば自分で考えて大多数の子が成功します。
あとは専門用語をなるべく言わない
キューといっても伝わりません。たいがい『9』だと思ってしまいます。
ですから『棒』で十分です。
正式名称を伝えたいなら『キュー、この棒のことね』とか毎度注釈をつけましょう。
それから球を番号で呼ぶのもやめましょう。
「この3番を1番にあててシュート」とか言っても何のことだか分かりません。
子供たちには3番ではなく赤い球です。(これ重要)
『この赤い球をあの黄色い球に当ててシュートだよ』
といった感じです。
そして最後のスーパーショット
見ての通り当たれば入るショットになってます。
最後にすごいショットを成功してもらって、楽しく終了しよう!という主旨です。
また保護者にムービーなどを撮影してもらって、自宅に帰ってからも家族で成功体験の共有をしてもらうという作戦です。
ここでもいくつか注意事項があります。
せっかくスーパーショットに挑戦!
と言っているのに
『ここに当たれば絶対入るから』
とか言うのはやめましょう。
いやホント意味が分かりません
『この球に当ててこの球を落とすんだけど出来るかなー?』
とショット前にワクワク感を与えてトライしてもらいましょう。
そしてもう一つ!
セッティングミスも絶対にしないように!
せっかく子供たちがショットに成功したのに、球が落ちないとかありえないです。
細心の注意を払ってセッティングしましょう。
そしてそして!
成功したら、サンシャイン池崎のようなテンションで一緒に喜びます。
こういったイベントはアトラクションです。
もう一度やりたい。来たい。という思いにさせなければなりません。
ディズニーランドのキャストに負けないくらいのプライドを持って子供たちと接しましょう。
とりあえずは今回のスポーツ祭りで感じたのは以上かなー。
来年は、もっと多くの子供たちに楽しんでもらえますように!
そして初心者に教える機会のある人も、このようなかんじで初心者の方と接すれば、間違いなくビリヤードに興味を持ってもらえます。
そして、興味を持ったらこの1冊!
教えてあげたい初心者の方とともに成功体験の共有を積み重ねているうちに、どんどんうまくなりますよー。
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