alvion hiraoka news

 

20年前に父が亡くなり、生前父と母が作ったお墓です

 

色即是空の空だと父が言ってました

 

お坊さんが反対しましたが、父は譲らず

 

すい臓がんだったので、診断から1年たたずに亡くなりました

 

ソニーから完全に独立して、どの会社とも取引できる

 

その代わり、取引先が確保されているわけでもない時期でしたので

 

父の看病がほとんどできなかったのが心残り

 

といっても見舞いに行くと、仕事に戻れと父が言うので

 

いろんな気持ちを封じ込めて仕事していました

 

僕が気弱になるのが嫌だったのと

 

父は自分の弱いところは一切僕にみせませんから

 

痛そうにしているときに痛いか?と聞いたら

 

包丁で刺されているように痛いというので、吃驚しました

 

父がそんなこというなんて、この僕に

 

余程のことなんでしょう

 

ぼくはそうか、としか言えなかった

 

 

このお墓のデザインは平岡が担当しました

 

阪神大震災でお墓がかなり倒れたこともあり

 

地震がきても倒れないものということで

 

お墓はこんな形に

 

名前を入れるプレートも平置きになっています

 

大野屋さんのサイズの中に納めつつ

 

具現化してもらった

 

調子にのるといつも怒ってくれた父ですが

 

たまに自分の息子に同じ言葉で指摘されるとドキッとします

 

調子に乗るなと

 

 

息子に対して調子に乗ることはないのですが、

 

彼がそう受け取ったのであれば、そうなのでしょう

 

感謝の気持ちを持ち続けること

 

営業していると大人しくしすぎてもダメで

 

難しいですね

 

とりあえず、健康であればなんとかなる

 

そう思って、お酒も控えて鍛えています