昨日、宇和島商工会議所女性会の
会員セミナ―に参加させていただきました。
テーマは、
「土佐ジローで田舎型産業を興す」
~限界集落からの地域再生~
(有)はたやま夢楽 小松圭子氏のお話を
お聞きしました。
圭子さんとの出会いは、2004年4月1日、御殿町画廊でした。
圭子さんが早稲田大学3回生になりたての春のことでした。
わたくしは、半年間のスペイン遊学を終えて故郷に戻り
その後半年、ゆっくりと宇和島市とその周辺の町を
見て回り、改めてふるさとの素晴らしさを実感していた時でした。
2004年3月下旬、初めて御殿町画廊を覘き、
店主から「愛媛新聞賞受賞記念・原田政章写真展」
(4月1日~4月10日)のチラシを頂いて帰りました。
その2、3日後に店主から「写真展のオープニングの
司会をしてもらえませんか?」という連絡を頂き、
「はい、やらせていただきます」と即答しました。
4月1日、画廊に伺いますと、
春休みを利用して帰省中の圭子さんが
お手伝いに来られていました。
愛媛新聞賞を受賞した写真集、
原田政章氏の「段々畑」は、
昭和30年代を中心とした宇和島周辺の
暮らしが記録されています。
写真が主ですが、所々にわかりやすく
温かな原田氏の文章が添えられています。
ページをめくっていくと、
段畑の頂でお父さん、お母さん、小学生くらいの3人の子供の
家族の笑顔が目に留まりました。(この写真は、写真集「段々畑」
の表紙となっています。)
過酷な段畑の耕作からは
想像できないほどの充ち満ちた家族の笑顔が
そこにはありました。衝撃的でした。
写真展は会期中延べ500人の来場者で賑わい、
盛況のうちに終えることができました。
圭子さんのふるさと・遊子 水ヶ浦に対する思いは、
宇和島の気候風土、歴史、文化のすばらしさを
再確認していた私の心にまっすぐに入ってきました。
以来、2010年、ご縁あって結婚。高知県安芸市畑山村へ
移住されるまで、帰省の折には画廊へ立ち寄り
思いを語って下さった圭子さん。
圭子さんの足元にも及びませんが、
これからも自分の出来ることを
積み重ねていきたいと思います。
再会できて、本当にうれしく思いました。
精一さん、しょうたろうクン、お母さまに
お会いできたこともうれしかったです。
このような機会をつくって下さった
女性会の皆様に感謝申し上げます。
圭子さんについては、(有)はたやま夢楽の
ホームページを見ていただくとよろしいかと思います。
(有)はたやま夢楽ホームページ