最新の経済ニュース解析~2022年の展望~  | 『独立系金融機関 顧客アドバイザーが語る!資産1億円以上の人が知っておくべき資産運用と失敗しない為の方法』

『独立系金融機関 顧客アドバイザーが語る!資産1億円以上の人が知っておくべき資産運用と失敗しない為の方法』

銀行、証券、保険、プライベートバンクなど金融業界の裏事情をズバリ解説!退職金の運用失敗!罠だらけの海外不動産投資、嘘だらけの海外投資詐欺など、独立系金融機関という中立公正な立場で投資助言を専門に行うアドバイザーの視点でお話しします。

 

※2022年1月5日に執筆されたものです

 

 

世界的にコロナ変異株による影響が続く中

 

2022年の投資環境はどのような展開が予測されるのか?

 

それによって皆さんが行っているイデコやNISA、

 

海外積立などの評価価額に影響を及ぼすことになりますのでしっかりと理解しておきましょう。

 

 

さて今年は米国中間選挙など

 

世界中で政治的なイベントが多く投資環境としては外的要因による株価等への影響が予測されます。

 

 

先月の会員レポートでも解説していますが、

 

米国の中央銀行FRBによるテーパリング(量的緩和の縮小)が3月で終了し、

 

その後、インフレ抑制のための利上げに進んでいく予定です。

 

 

こうした金融政策の転換点において

 

市場は過敏に反応しやすくなりますので

 

3~5月は一時的な調整局面が起こり得ることに注意が必要です。

 

 

ただ今回のケースでは金利引き上げでは

 

効果的なインフレ抑制には至らない可能性が高く

 

早々にこれまでの量的緩和資金の引き上げが行われる可能性が高いと考えています。

 

 

年初から株式市場は最高値更新と

 

米国株価指数を筆頭に堅調なスタートを切りましたが

 

米国長短金利の上昇と先月開催されたFOMC議事録の内容が公表され市場はネガティブに反応しています。

 

 

1月の25日~26日に開催されるFOMCで

 

資金引き上げについて何らかの言及がある可能性がありますが

 

それまでは市場も様子見ムードが続くと考えています。

 

 

短期的なトレードを行っている方は

 

この下落局面を分散して拾っていくのが得策と個人的に考えています。

 

 

2022年の投資環境としては

 

上記のFRBのバランスシートの調整と米国中間選挙に向けた政策がポイントとなってくるでしょう。

 

これらは金融市場にとってはネガティブな要因となり得ますので

 

資産の一時的な下落を懸念される方はポートフォリオの一部に

 

IGIB」「TLT」などのETF債券を組み込んでおくと良いでしょう。

 

 

そして為替(ドル円)については

 

これまでお伝えしていたとおり年明け早々から円安に振れております。

 

 

円安は外貨建て投資をはじめる際においては不利となりますので

 

年中に外貨換金された方は賢明な判断だったと言えるでしょう。

 

 

 

 

以上、2022年前半は株価変動要因が多々想定されていますので

 

一時的な価値の下落は想定しておきましょう。

 

 

ただ一方で下落局面は投資のチャンスでもありますので

 

積極的な運用を行う絶好の機会となるでしょう。

 

 

尚、タイムリーなマーケットの解説については

 

毎週のオンライン座談会でお話ししていますので興味のある方はご活用ください。

 

 

今後、ますます加速する税制規制!

 

 

節税保険の規制強化、

 

米国不動産償却の規制

 

相続・贈与の一体化

 

オペレーティングリースへの規制(2022年)

 

 

などなど

 

残された時間は僅かとなりますので

 

迅速に然るべき時の準備を進めて頂ければと思います。

 

 

2022年も皆さまにとって

 

最良な資産形成の一年となることを祈念しております。

 

 

 

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