千歳烏山区民センター前広場で開催されている路上演劇祭に参加すべく、渋谷で、田園都市

線から井の頭線へ乗り換える為に、マイシティビルへ向かう途中にホラー映画「貞子」3Dの

のプロモーションに遭遇。


一度は素通りして、エスカレーターで上昇したのだが、何を思ったのか2階から下降し、貞子

に近づく。手にしたビラには


「呪いで日本を元気にする。」  とある。



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●貞子予告編

http://www.youtube.com/watch?v=YC4YiDffAdU



こんな洗礼を受けて、明大前で京王線に再び、乗り換える。


5日の晴天と違って、6日の天候は崩れるとの予想でであったが、今日も日差しも強く、快晴で

はある。



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風刺のきいた消費税や原発などの政治ネタを織り込みながら、歌い踊る月桃の花舞団



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貞子よりもおどろおどろしくも見えた「ささらほうさらの」の舞踏




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わたアメの販売に精を出すぬいぐるみの彼女


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里見のぞみさんのパントマイムの前に、私も端役で出演した劇団セロウアチパの雨にもマケズ

をモチーフにした「Quiero ser como El」を上演したのだが、後半部に強烈な雨に打たれ、

果たして、雨にもマケズであったのかと訝られるが、最後まで全員が演じ切ったのであった。



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片づけを終えて、簡単な打ち上げを済ませた後に、経由する渋谷で降りて、ヒカリエへ直行する。


渋谷ヒカリエは4月28日にオープンした東急文化会館の跡地に建てられた商業施設で、地上

34階地下4階のオフィス、ショッピング、カフェ&レストラン、劇場など多様な機能を掛け合わせた

高層複合施設で、渋谷の街とつながり、人、モノ、情報の活発なコミュニケーションエリアであると

いう。


渋谷ヒカリエ

http://www.hikarie.jp/

                            

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エレべーターにて、まずは11階のスカイロ―ビへ上って、渋谷の夜景を見渡しながら、各階を

順次下降して行く。


9階のホール、ミュージアムのアートなフロアを一巡し、


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7階からの本格的なカフェ&レストラン街へ突入。


開店景気の勢いもあるのだろうが、スノビッシュな若者が、居場所を得たりといった表情で盛り

上っている。



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レストラン街は昨今の百貨店のような重厚感はないものの、カジュアルで、健康的で、旬な

雰囲気が漂う。


次の機会には、ここでワインを飲みながら一時を過ごしてみるのもいいものだと思わせる佇まい

が好感度を与えている。



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ライフスタイルやファッションゾーンもカジュアルな雑貨主体の編集で、手を伸ばしてみたくなる

陳列となっている。


東急百貨店でお目にかかる、何処でもある商品やブランドといった既視観に襲われることもなく

どれもが新鮮に映る。 他でも見かける商品であっても、ヒカリエへの目が通っていて、ヒカリエ

流の臭いを感じてしまう。


みなとみらいのクイーンズイーストの東急百貨店も、開店当時はそうした店舗編集のアプローチ

をしていたが、十分こなし切れていなかった。


ヒカリエは、その点をクリアしている印象だ。


若干、打ち上げの際の酔いが残っていたこともあって、過大な評価をしているかもしれないが、

最近、新店を巡るときに感じるうんざり、げんなり感を抱くことはなく、編集、VP、照度、など

明るく、健康的で、下手なつっぱりやとがった点もなく、上品さを漂わせ、大人の商業施設然と

ある。


服が表に出ず、メンズ関連も見当たらない点が、視界を心地よくさせているのだろうか。


1996年の新宿の開店の時に、時の店長から、雑貨の時代を吹聴され、紳士服フロアの担当で

あった私に、エスカレーターの面前から紳士服を見えなくする配置にすることを強く求められた

ことを、何故か思い出すのだった。


そういえば、初代新宿の店長となられた方が、開店準備室時代に描かれたフロア構成を、真似た

ように再現されたのがクインズイーストの東急百貨店であったことも思い出す。



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バーニーズニューヨーク、エストネーションのオシャレさとは違う、明るく、健康的なおしゃれ感

が伝わってくる。


東急系としては、109の好対照として大人なのショッピングゾーンとして、文化施設やレストラン

街の相乗効果も手伝って大人用のショッピングゾーンとして、賑わいが断たれないのではない

かと想像された。



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瞬きのような一瞬の見立にすぎないが、ヒカリエの店舗編集力の進化を感じたのだ。


次に、表参道の東急プラザにも出向いてみたいと思うのだが、げんなり、うんざりしない商業

施設は、極めて貴重な存在となってきている。


貞子プロモーション、路上演劇祭、そして渋谷ヒカリエ、時は光のように動くのだ。