4月22日の日曜日は、APFS改定入管法シンポジュウムを拝聴しに、池袋豊島区民センター

に足を運びました。http://apfs.jp/


これまで、日行連でも、3月5日に法務省入国管理局並びに東京入国管理局の実務担当者を

お招きした「新たな在留管理制度に関する」研修会を実施し、神奈川会でも横浜入管の担当官

による同様な研修会が開催されてきました。


しかし、直接に当事者を意識したものではなく、申請取次行政書士に対し新たな在留管理制度

を7月9日施行するにあたって、細部がどの程度固まってきたのかの中間報告的な意味合いが

強いものでした。


1月20日に、社会福祉法人さぽうと21がによる、当事者とその支援者を対象とする在留カード

説明会(講師・東京入国管理局総務課渉外調整官)に参加した際に、当事者からの率直な質問

を伺い、改定入管法に対する、自己の立ち位置に、反省を強いられる思いで一杯になりました。


そうした思いを抱く中で、今年のAPFSのシンポジウムが改定入管法について行う事を知り、

劇団セロウアチパの稽古の時間に遅刻してでも参加することにしました。



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司会は、多文化ソーシャルワーク実践者講座の同期生であり、基調演劇を伴に出演した仲の

博士課程で学ぶVさんでした。10か月振りの再会でした。



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成蹊大学法科大学院実務家教員であり、弁護士の関聡介氏は、基調報告として、外国人登録

証がなくなり、代わりに在留カードになるなどの大幅な変更について、日本政府の狙いを含めて

当事者にも優しく報告され、ビザのある人、ない人別で実施した2部の分科会でも個別の相談に

も応じられ、必要な注意事項を具体的にアドバイスされていました。



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皆川京子弁護士は、非正規滞在者を対象とする分科会を担当されました。




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 宮内博史弁護士は、中長期滞在者を対象とした分科会を担当されました。  



閉会に当って、主催者から制度の改定に対する日本政府の、当事者への不親切さが指摘され

ました。


「在留特別許可一斉出頭」などのアクションでも定評のあるAFPSへの信頼があってか、多様な

国の方々が集結し、改定入管法に対する、当事者としての関心の高さが伝わり、ややもすると、

単に言説を振り回しているだけの感も否めない、「多文化共生型」地域コミュニテ―の在り処に

ついても、より現実への照射をもって臨まなければならないことを痛感させられたのでした。


制度によって、この世に生を受けた同じ人間が排除され、苦しみを強いる仕組を前に、何をし、

何ができるのか、ある面では茫然自失に陥らざるをえません。


翌4月23日は、13時から15時30分まで経済産業省本館17階にて、小さな企業未来会議第2回

ワーキンググループを傍聴し、JR新橋駅経由で港未来のパシフィコ国際協力センター教養会議室

へと向かいました。


●CITYNET

http://www.citynet-ap.org/ja/



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Dr. Bernadia Irawati Tjandradewi (Indonesia)

Programme Director



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講師のキム・ギョンチョル博士


韓国交通研究員総裁。韓国都市交通の第一人者。


韓国での都市インフラ開発の歴史や当事者となって担われたソウルの都市再生プロジェクの

現況を報告されるとともに、ブラジルのクリチバ、コロンビアのボコタ、ロンドンの都市交通の改

善について、各市長の発揮した「リーダーシップ」が如何に多大な影響力を与えたかをポイント

をついた指摘が行われました。


こうした一方に、日本政府の決められない政冶の現状、先送りの政治決断の様相が照射される

のでした。


南米2都市もロンドンも、ソウルもバスなどの公共交通機関を利用し、自動車を減らし、CO2を

減らし、混雑を緩和させ、事故を減らす手法をもって、都市交通の改善を果たしていったという

ことでした。



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●清渓川 チョンゲチョン復元事業

http://www.mizuho-ir.co.jp/publication/report/2005/seoul050217.html



都市のど真ん中を走る高速道路を清流流れる河川にしたという都市再生プロジェクト




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27日(金)は鶴見で立ち上げた外国人と日本人がつなぐ「つるみ演劇WAYWAY」の招集に

立会い、

そして、29日の日曜日は、5月6日の路上演劇祭の二日目に上演する劇団セロウアチパの

「Quiero ser como El!!」の稽古に参加しました。。



4月7日に、宮沢賢治の雨ニモマケズをモチーフに「アメちゃんの一生」を蒲田教会にて公演し、

その流れで、6日当日に臨むことになっていたのだが、主役の二人(日本人と在日ペルー人)が

出演不可能となり、配役、一部セリフの変更などの修正が入ることになりました。


日本語のセリフがスペイン語に切り替わるのだ。スペイン語の全くといっていいほど分らない

当方にとっては、付け焼刃になるとはいえ、稽古を重ねる必要があったのだった。


乞うご期待です!


●路上演劇祭Japan

http://rojo-engekisai.jp/

  


二日がかりのブログになった上に、内容も日程の羅列の範囲を出るものになっていないのです

がこの一週間の動きが伝わればと念じます。それではこれにてジエンドに。