台風の上陸が心配されていたが、フォーラムへの行き帰りには雨に当ることはなかった。
ペルー大使館の所在は存じなかったが、家内の出身中学、高校の面前にあることを知り、
渋谷の駅から青山通り沿いを上り、青学の初等部の方麺へ右折し、しばらくあるいていると
集う人々の姿が見え、ペルー大使公邸の所在を知る。
入口で、受付をし、玄関周りのオブジェに目をやり、一部屋入ると、座席の配置された会場と
なる。
部屋の応接のソファーは、会場の座席となる。
在日ペルー共和国大使 フォン カルロス カプニャイ氏は、通訳をされる秘書の方と歓談。
スライドを使いながら、ペルーの国力やお国自慢を抑制された口調で紹介され、金・銀・金の
埋蔵量やアルパカ、ビキューナ―、果物の豊富さをアピールされる。特に、オーガニックバナナが、
日本のスーパーの店頭に並んでいることを披歴される。
また、ダボスワールドフォーラムにて、南米の投資対象先としてペルー共和国がナンバーワン
であることを誇らしげに触れられ、目覚ましいペルー経済の成長力を強調された。
日ペ親善友好の証として、
さくらちゃん銅像(在ペルー日本ペルー協会)とリマちゃん銅像(在横浜臨港パーク)を両国に
配置していることを茶目けたっぷりに紹介される。
○リマちゃんとさくらちゃん
http://www.peru32m-telescope.net/lima_sakura.html
乾杯は、ペルーのお酒。私が乾杯で口にしたのが、アルガロピーナ
ブドウの蒸留酒のカクテルとして、白色のビスコサワ―(43度数)があるが、アルガロピーナも
ビスコがベースとなっているとのこと。
口当たりがいいので、ブラウン、ホワイトを何杯となく飲み干す。
食事に入る前に、
ペルー観光庁日本代表者から ペルーの神秘 「空中都市マチピチュ」についてのレクチャーを受ける。
○空中都市 マチピチュ
http://www.nationalgeographic.co.jp/places/photos/photo_places.php?GALLERY_VignVCMId=2020
前菜は、エンパナ―ダ、セビチェ、ツナとアボカド入り、ポテトサラダ、ソルテリート、
ワンカイナ―風サラダ、グリーンサラダ
主菜 チキンライス香草風味、ポークグリル、ドライポテトの煮込、ピリ辛チキンクリーム煮
ペルーの赤ワイン、白ワインもあり。
最初に、皿に盛り付けた数々。
アンディスの歌も、音楽も流れるが、会場内では、参加者間の交流が、そこかしこで行わられ
さながら異業種交流会の風情に
参加された皆さんは、総じてそうした交流会に長けた方が揃われている雰囲気だ。
ライブドアの平松元社長もご参加。現在は、小僧.comの代表取締役。
アンデスのフォークロアが終わると、ペルー共和国に関する、景品ありのクイズ大会に突入し、
18時30分から始まって、21時で閉会と伺っていたが、お開きとなった時は22時を若干経過
していた。
私は、コンチネンタルエアラインのポロシャツを戴いたのだが、ペルーのCDやペルーの
スーベニアを当てた人、最後にはペルーのワインボトル、銀製のフォトプレートとグレードが
上っていく趣向だ。
美味しいお酒も手伝ってか、和気あいあいの中でタイムアップとなった。
お開き後、主催者から二次会のワインバーに誘われ、途中までついて行ったのだが、一団は
渋谷駅からどんどん離れ、目黒方面に向かっていくので、明日のことを考えて、断念する。
ペルー料理に舌包みし。美味しいカクテルを戴き、色々な職業の方との交流を果たし、
ペルー人劇団「セロウアチパ」への出演に始まり、その縁で府中Jタワー中庭でペルーの音楽と
踊りの夕べを鑑賞し、一方では川崎のペルーレストランでInnti Raimiペルーの家庭料理を食し
ながら国の土地の相続案件と繋がり、
本日は、
ペルー大使公邸にて、大使直々のスピーチをいただき、その上で、カクテル、ワインを添えて、
ノブで修業したシェフによる本格的なペルー料理を戴くというペルーの頂に登ったのだった。