京王線「千歳烏山」駅には、今年の5月の8日に路上演劇祭の会場である烏山区民センター前

広場に訪れて以来であった。


5月の時は、明大前から準特急に乗車したため調布までノンストップ。折り返してき手の到着で

セロ・ウアチパの劇をギリギリで観ることができた。


今回は、慎重に準特急を見送り、次の急行に乗っての到着で待ち合わせ時刻に余裕のある時

間に着けたのだが、他の方は既にお揃いであった。


● 路上演劇祭

http://rojo-engekisai.jp/image/2011/sanka_chirashi.pdf



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相続案件の話し合いその他を終え、一部の親族と遅めの昼食を執った時刻は16時を過ぎて

いた。


明大前から、井の頭線で渋谷に出ようと、相続案件の当事者の一人と電車の到着を待って

いると、電車待ちしている若者が騒がしく、動き出し、その動きにホームのマイク放送がかぶる

ように「○○駅にて、人身事故があり、只今、全線不通」になっているとの声が聞こえた。


そこで、当方は京王線に戻って橋本に出ることを告げ、その場を失礼することにした。


戻った京王線のホームが新宿方面であったのだけれど、到着済みの電車に乗り込む。


新宿駅に着いて、鴨川の教授に電話を入れた。火曜日に会う予定にしていたが、もしかすると

別に予定が入ることになるかもしれないとの言い訳を付け加えて、待ち合せ場所を決める。


教授は、大井町、川崎を候補に上げたが、当方が気乗りせず、大井町沿線を候補にし、自由が

丘を指名すると、駅近くの路地裏に、ミニタウンができているとの紹介を受け、自由が丘で合意。


但し、教授もやりかけの仕事があるので、待ち合わせ場所に行けるのは1時間後とおっしゃら

れるので、久々に新宿高島屋のオムメゾン(紳士ゾーン)を覗いて行こうと思い立つ。


今までなら、JR新宿駅南口に立つと、タイムズスクエアの全貌がくっきりと目を捉えるのだが

異変が起きたように、目を遮る建物が建設中であった。


新宿高島屋の準備委員室に3年半籍を置き、開店時も紳士服・宝飾品・呉服部門長でもあった

小生にとって、複雑な思いに襲われた。


新宿駅新南口の発展の構図として、甲州街道に沿って、新規の建物が建設されてはいるのだが

それと、新宿高島屋を含めたタイムズスクエアの発展が合致されているようには思えないぁらに

他ならない。



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店内に入っても、顔を知るものはほとんど皆無に近い。職員と思われる人も見当たらない。


ローズスタッフと言う派遣社員ばかりだ。管理監督職の姿も見当たらない。計画の売上も利益も、

開店して15年になるが未達と聞く。


店内を巡って見るが、さもありなんとの印象しか抱けなかった。こうした商売人の感度を希薄化

させているのが、現在の経営陣の実情なのだと思う。


数値でしかものが見えず、数値のみを絶対化した判断は、ややもうると顧客無視に陥り、小売り

の殿堂「百貨店」の有様を喪失してしまう。


店舗の実情を、顧客目線で細かく見、現場に立ってモノの売り方、売る仕掛けを発想したり、些細

なことを拾い上げ、修正に修正を加える、そんな小売りの店主のような感性の持ち主を百貨店は

ぞんざいに扱い、放逐してしまったようだ。


また、そうした小売りの基本を無視し、現場を知らない上司(経営トップ)に唯唯諾諾となってしまっ

ている。


新しいものが生まれない、話題さえ提供できないでいる百貨店。音なしの高島屋を始め、Jフロント

のように、単に、大手家電や大型専門店の又貸し型導入や駅ビルのパクリなど、恥ずべき百貨店

のタブー破りを新百貨店のビジネスモデルと標榜する無神経さ。三越伊勢丹も、銀座三越に表れ

ているように新宿伊勢丹のメンズ館構築手法から、一歩もでていない。梅田を見ていないが、想像

は十二分につく。


段々と苛立ちが増し、待ち合わせの場所 自由が丘へ向かう。


○自由が丘の横町

http://東横線.net/2011/06/post-53.html


○自由が丘FM

http://www.jiyugaokafm.jp/news/2011/06/



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○メリケングルメ イカ焼き
http://ameblo.jp/ikayaki-jp/



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飲食をしたわけでないので、コメントは差支えるとして、何事も疑似体験でしかない百貨店の

MDが鮮度を失う中で、町がテーマMDやテーマゾーンを固め、リアルに現出する。


こうした飲食の路上演劇的な手法は、同じものを売っていたとしても、とても楽しい。百貨店は

こうした趣さえ喪失。


人は、くつろぎと、癒しはさらにリアルへと求める。バーチャルへの反撃であろうか。