団塊のマーケッターのブログ


NPO「かなさぽ」の電話相談当番を終えて、午後6時からの「かなさぽ」横浜中支部による「成年

後見事例研修」にて発表するまでの空き時間を、「象の鼻公園」辺りを経て、赤レンガ倉庫へ向う

道すがらだったが、海岸線に絡む、黒煙のような雨雲を目撃した。


単なる、雨の便りというよりも、「不吉で不穏な予告」の臭いが漂う。


そうした畏怖を覚えたのは、配信されてきた船井研究所のメールマガジンから、船井幸雄.com

「船井幸雄 いましらせたいこと」のブログの存在を知ったからでもあるのだろう。


やや、オカルトかかった類の内容に思えたが、天下の船井先生のご宣託とあれば、無視もできず、

気に留めていたのだった。


そこで、鴨川の教授に、そのメールマガジンを転送してみた。(後にお誘いがあり、自由が丘で

ビアを交わすことになる。)


●8月22日 今年の9月、10月は天災の起こる可能性が大きい。 注意しよう

http://www.funaiyukio.com/funa_ima/index.asp?dno=201108007

●8月29日 2~3か月先が分からない時代。これが「ずばり、本音」

http://www.funaiyukio.com/funa_ima/index.asp?dno=201108009




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しばらくご無沙汰していたブログを書く気になったのは、野田佳彦氏が民主党新代表に選出され

た事態が、このときの暗雲が示していたことの一例となるのかと訝しくく思えたからに他ならない。


代表選の立会演説では、総じて野田氏の話しっぷりは弁士としては一番優れていたようには思う。

しかし、新しさは全く感じられず、還暦を過ぎた私よりも旧世代の話法と表現力に似て、その古さに

驚きさえ覚えた。


そもそも小鳩陣営のこだわりと立ち位置は、自分達が打ち立てたマニフェストをなし崩しに改変し

ていく菅体制への面当てがベースにあり、自らは、大震災にも脱原発にも直接の関わりをみせる

こともなく、難癖をつけているに過ぎないと見える。


海江田氏の擁立にしても、小鳩の政治信条が現れたものでない。今一、小鳩陣営の国家観、政治

の方向性が反映されているようには思えないのだ。


海江田擁立は、「第3の神輿」と揶揄されるように、来年の代表選が本命で、今回は暫定的な見方

をしているのがありありでもある。


結局、ポスト菅は、紆余曲折しつつも、最も財務省筋が望む結果となった。


菅直人の変節も財務省筋のマジックにかかったが故との見方があるように、

また、元財務官僚で「霞が関の埋蔵金」を指摘した高橋洋一氏が、歴代財務大臣は、徹底的に

財務官僚に手なずけられることを公言されていらっしゃる。


すると、そうした史観からは、裏で、総理大臣が菅、野田と続くことを、ほくそ笑んでいる人々が

頑としているのだろう。


●高橋洋一

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E6%B4%8B%E4%B8%80_(%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6%E8%80%85 )


今回の民主党代表選は、3.11という事態を経ながらも、政治的には何ら変わることなく

進んでいくようだ。


「親小沢、反小沢」の選り分けを声高に論じ、小沢排除の戦法は、こうした裏の人々の策謀で

あると思えてします。


政治は、魑魅魍魎との言い方がされるが、

一方では個々の利害対立に発した、自己利益の追求という、極めて単純な構図が描けるようだ。