成年後見制度利用推進事業による親族調査を依頼されて、横浜市中区役所から川崎市川崎
区役所を一気に巡った。
郵送という方法もあるのだが、スピーディに進めるには、両方の役所を亘って戸籍請求の手続
を済ませた方が、次の展開が図られると判断した。
午後には、月末の相続人10人が揃う、「遺産分割協議」に立ち会うために準備しておく情報の
収集等、神奈川区の実家近くの不動産屋で確認することもあって、片づけられることはテキパキ
と終えて置きたいと願ったからでもある。
両区役所とも、最寄駅から10分弱ほどに位置するするのだが、この炎天下を直に歩くと、その
暑さは厳しくある。手持ちの水筒の冷たいお茶も残り少なくなってしまったほどだ。
3か所を足早に巡ってから、実家に寄る。卒寿の母が用意してあった刺身を冷えたビアと共に
食す。イベントの機会以外は、しばらくお酒類は控えていたのだが、今日は格別と余り、一気に
缶ビールをあけてしまった。
最近は、実家への立ち寄りは、母へのご機嫌伺いに加えて、母の勧めで大口商店街にあるビオス
整骨院に寄り、肩から腰辺りのマッサージ治療を受けることを楽しみにするようになった。
マッサージの後は、体も軽く感じ、解されているように思えるのだ。いつものように電気マッサージを
した後に、整体師の先生から15分のマッサージ治療を受ける。
心地のいい気分から、何度となく、一瞬だが寝入ってしまった。
8月5日に立ち寄った時には、外からマーチの演奏が聞かれ、体が弾む感覚に陥ったものだ。
マッサージ治療を終え、外に出ると
消防署の一団の長い隊列が商店街の中央を走る道路一面を占めながら行進していた。
8月5日が、防災記念日ではないことは解りつつ、何かの記念の行事であることは確かだと思い
丁度、18時30分からの始まる「かなさぽ中支部」の研修&支部会議に参加すべく京急子安駅へ
向っていると、消防署の隊列も商店街を第2から第1へと行進を続け、隊列と伴走する形で前へ
進んでいくことになった。
第1商店街の終尾である子安駅辺で、私はその隊列から離れ、子安駅へと進んだので隊列が
その後、どうなったのかは定かでないが、夏休みのひと時、連なって歩く子どもたちにとっては
楽しいひと時であったのは間違いあるまい。
下町情緒いっぱいの、夏の風物詩であった。
私にとっては、ささやかなサプライズと言えるのかも知れない。 ゆったりとした時間を過ごせる
のも人の技であるように思う。
同じ町であっても、今日は、熱烈な暑さの中を巡る羽目になったが、前回はゆったりとした中で
夏を体いっぱいに感じた。
それにしても昨年がどうであったかまでは、思い出せくなっている。
頭がついていけないのは、暑さのためか、それとも老いのためか思考と体の在りのままとの
ギャップに、我、何想うかだ。!