スカンディア ガーデンでのランチを終え、外に出て大桟橋方面に向かう道すがら、スケッチに
勤しむ粋なシニアの姿が目にとまった。シニアの被写体も絵画的なのだろうが、スケッチする
シニアとその周辺が、余りに絵画的なので、思わずシャッターを切ってしまった。
後ろを振り向くと、「ベロタクシー」(人力タクシー)だ。今や横浜の景観としっかりとなじんでいる。
粋なシニアの写生場面から少し歩いて行くと、異国情緒あふれる建物の合間に、ラーメンの屋台
が忽然とある。真夏の昼下がり、麺をすするシニアの風情に場違いのようで、はまっているようで
独特の趣を感じる。 ダイバシティ横浜!
大桟橋への通りから横道を抜けると、そこには海の広がりに出会う。
停泊している船舶。
スケッチのための画材が、違和感なく、そのままに置かれてある。
日照りの強い中だが、昼下がりジョッキングするミドルの男性2人組。
夜景にはふさわしい横浜の屋船。
昼下がりの年増女の厚化粧の様で、注視することを避けたくなるが、これも現実の横浜だ。
橋下の先に見えるのが日本大通り。まっすぐ進むと横浜スタジアムのある横浜公園にぶつかる。
右前方に見える建物は「キングの塔」こと神奈川県庁だ。
橋の上方を見上げると、「クインの塔」横浜税関が美しくある。
こんなあんなで、「ジャックの塔」開港記念会館で始まる「入管業務に関する研修会」の直前、
しばしの時間ではあったが、真夏日の横浜の暑さを体感してみたのだった。