6.11脱原発100万人アクションの呼びかけに応えて、東京の集会場にするか、
神奈川にするか悩むほど、その気になっていたのだが、朝起きて見ると放射能混じり
の雨に怯み、また、大腸ポリープの切除後、2週間はスポーツドリンクやおかゆと
いう食事事情からかなりスマートにはなったが、体力的不安も感じ、デモへの参加を
断念したのであった。

せめて、6.11脱原発100万人アクションを体感すべく、Ustreamの全国
ライブを視聴。

岩上安見さんは、東京の会場を拠点に、全国各地の集会やデモを紹介しながら、会場
にはゲストを何人かを呼ビ、湯川れい子さん、河野太郎さん、森ゆう子さんなどを
インタビューされていた。

また、テーマソングとして、斎藤和義さんの「ほんとはうそっだったんだぜ」を流し
市民感覚での6.11脱原発100万人アクションの盛り上げを図った。

東京、神奈川は、各会場数千人規模の動員があったようだが、大阪では1万人を超え
る参加をみたとのことだった。

フリーター活動家園良太さんが数2~3人から東電前デモを始めたたムーブメントは
福島原発震災から3カ月目の6.11、大きな広がりへと動きをつくった。

フランス、ドイツでの数10万規模のデモも見るにつけ、自分が参加しないにも関わ
らず、どうして日本では、そのようなアクションが起きないのか、日本民主主義の行方
を、身勝手にも憂うてみたのだった。

ところで、今日(12日)の日経の朝刊を手に取りながら、昨日の6.11脱原発
100万人アクションについて、一切取り上げていないことに愕然とした。

ここまで、無視する日経の姿勢に、統治する側の福島原発震災が意味することの衝撃を
知る思いだ。国民規模での脱原発の動きを封じたい意思があまりに鮮明に映る。

他の5大紙はどのような扱いをしているのだろうか?