5月1日(日)、路上演劇祭の1週間前に、多文化ソーシャルワーク実践講座を受講した有志と

ともに、都営三田線「志村三丁目」にあるグリーンカレッジホールを会場とする「APFSの国際

シンポジューム」に参加した。


「APFS」の組織体制や活動内容を十分に知らない中での参加であった。



○「APFS」の国際シンポジューム

http://apfs.jp/report20110501_1109.php



当日のプログラムは、


山口元一弁護士から「在留特別許可に係るガイドライン」について基調講演から始まり、


加藤丈太郎APFS理事長、在留特別許可を取得したフィリピーナ、韓国で非正規労働者


の支援に取組むインヨンア(韓国)さん、朝日新聞記者佐々波さんが各々プレゼンを経ての


シンポジュームが行われた。


基調講演とシンポジュームについては、別の機会にコメントを付したいと思うが、


それよりも紹介しておきたいのは、基調講演とシンポジュームの間に、バングラディッシュ人


バイタリク シャジャハン ハッサンによる、被災地岩手県大船渡市での炊き出し活動の報告が


あった。流暢な日本語で、自らの行動を謙虚に伝えられる姿勢に心打つものが多かった。




団塊のマーケッターのブログ

シンポジュームが終了して、直接、バイタリク シャジャハン ハッサンと話をした受講生仲間の



女性が、ハッサンさんは大山でカレー屋を経営していることを知る。



そのブログが、同じAmebaであったので添付しておきたいと思う。



○padomaのブログ

http://ameblo.jp/padma-takidashi/page-2.html#main



加藤理事長の発言にもあったのだが、国際シンポジューム以降の「APFS」活動としては、


在留特別許可取得一斉行動に加え、被災地でのボランティア活動を積極的に行っていく


との行動計画が紹介され、会場に集っている在留資格のない外国人への参加要請が伝え


られた。


こうした行動の意味することを考察すると、多文化ソーシャルワーク実践講座受講生による


自主研修の題材としても、興味深いものであった。


「APFS」活動には、今後も熱い視線を送って行きたいと思う。