４．２９明大アカデミーコモン前にて、小出裕章先生と入場できなかった人々との鳴りやまぬ連帯の拍手！

「終焉に向かう原子力」第１１回　
『チェルノブイリ原発事故２５周年　東海地震の前に浜岡原発を停止させよう　
福島原発震災をくりかえすな』の浜岡原発現地報告と小出裕章・広瀬隆の講演会が行わ
れる会場である明治大学アカデミー内　アカデミーホールへ到着できたのは田園都市線
・半蔵門線の節電対応の影響もあって、開場時間の１２時３０分を若干過ぎた頃だった。

明治大学アカデミー入口前は長蛇の列が続き、開始時間の１３時頃には、私の前方に
並ぶ人数と後ろに並んでいる人数がほぼ同じ数のように見えた。
最後尾は道路まであふれてしまったのではないかと思わせた。
会場は、１２００人収容できるそうだ。後３００人のコールがあった時点で、私の周り
の人は刃こぼれしていった。

後方には、福島社民党党首と秘書の方が一緒に並んでいるのが見えた。

到達してから、１時間は過ぎた頃、入場できない雰囲気が伝わってきたが、列を崩さず
並んでいると、明治大学アカデミー入口前に主催者と思しき人と小出先生が謝罪に現れ
たのだった。



その模様のユーチューブがあったので、張り付けたのだが、小出先生はあぶれた人々に
向かって、「こんなにたくさんの人が集まって下さるのは嬉しいが、悲しい事態を止め
られなかったことは悔やまれ、言葉にならない。原子力に長年関わってきた者として心
からお詫びをしたい。」と嗚咽をこらえ、頭を下げられたのだった。

いつしか小出先生とあぶれた人々との間に連帯の絆が生まれように、万雷の拍手が鳴り
やまないのだった。

久々の感動の場面に接した私自身も、身ぶるいと涙がにじむことを止められないでいた。
会場に入れないのは残念だったが、こんな素敵な感動場面に出会え、ここに来た甲斐が
あったことに感謝した次第だ。