日本が犯した、低程度の放射能海外投棄について、相変わらず明確に解説する大前研一さん。大前さんの明晰さが光る一方、政府の無能さが浮き上がる。一番肝心な時に最悪の政府を抱いた日本人の不幸を指摘したのは誰だか忘れたが、お願いだから、市民運動出の宰相などと口にしないで欲しい。されど、管直人がこれほどまでの権力亡者になり下がるのは何故なのか?テレビ画面の、醜くくもあり、焦点の定まらぬ表情を見ると、孫正義の爪の垢でも煎じろと言わざるを得なくなる。