福島原発に関する大前ライブ第4弾、テレビのコメンテーターと違って、明確な物言いに
何度も頷けた。

特に、原発推進の旗振り、経産省の外郭団体である安全委員会、保安院をふざけた組織と
規定し、再編成を唱えながら、東大、阪大の教授陣が東電、関電にスポイルされている
ことが鮮明になった点を挙げるなど、小気味のいい論法が続く。

7時30分からのNHKスペシャルも、冒頭から元安全委員長の安全対策への希薄さを陳謝
させ、執拗に放射能問題の困難性をつく。

神保、宮台両氏のビデオニュースにおける、京大の小出裕章助教が指摘される再臨界の疑
い、水蒸気爆発の可能性や、上杉隆氏が指弾する管政権の無能さなどの報道などから知る
限りでは、情勢はNHKさえ、楽観論を振り撒けなくなっているのだと推察される。

何でもありになってしまうのだろうか。こうした中での地方選が最終を迎えている。

なんかちぐはぐな、こうした光景は、日本人の平和ボケの証であるのだろうか。