デフレ経済に呻吟する日本から脱出する道は「観光立国化」だと「スーパーモーニング」の番

組でテレ朝の経済部長が力説していた。多くの外国人を日本に呼び込むことに活路を求める

べきだという。


日本の良さを、旧来型の「ふじやま」「芸者ガール」といったレベルだけでないクールジャパン

を探り出し、世界の人々が心安らげるような場を日本の中で演出してほしいものだ。


日本を訪問する外国人の中で、今や京都よりも人気が高いのが、飛騨高山だそうだ。

日本的な景観に加え、街を上げて外国人をウエルカムするおもてなしに外国の人々が集って

くるという。


秋葉原では、ティーンズファッションのショップを10代の女性が立上げ、街をハイテクやお宅

やメイドだけでなく、そうした要素を繋ぐワンストップショッピングタウン化しようとの試みが始ま

ったそうである。


旧来の、そして既成の価値観に乗るだけでなく、文化の多様性をハイブリッドさせ、時代対応

し、進化する日本文化にしなければならないのだろう。観光立国化といったちゃちな経済論で

ない人間の生きることの意味を掘り下げた街、都市、国を描いた上で、世界の人々と心を通

わせ、大転換後の世界の心象風景を日本の空に映りださなければならないのだ。


鳩山総理にも、沖縄の基地問題の解決や温室効果ガス25%削減問題をそうした目線に立っ

て展開していただきたいと切に希望したい。旧来の日米関係といった過去のしがらみを断た

ずして前には進まない。


メデアも、従来型のその場だけの是非論で終わらずに、大転換後を見詰めた世論の形成に

勤めてもらいたいとも思うのだ。損得でない善悪の物差での主張を求めたい。




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21日(月)夕、キャンドルカフェを越え、赤レンガ倉庫辺りへと近づく、アートリンクというアイス

スケートリンクが設置されているのが見える。



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ベロタクシーもカラフルで美しい。ベロタクシーがみなとみらい地区を走る姿は、今や横浜

観光の定番になった。違和感はない。



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赤レンガ倉庫のアイスリンクを滑走する若者たちも、微塵も違和感がない。極めて自然だ。

待ち行く人々も自然だ。国を隔てる情感は存在しない。


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外国人も、観光客なのか地元の住人なのか区別もつかない。

それが開港150年の月日を経た横浜のエリアとしての高見といえるものなのだ。



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表面(おもてづら)の横浜の多文化共生は揺るぎない。

されど、私がこれから見抜かねばならないのは「横浜の多文化共生」の深部だ。さらに根っこへだ!