伝統のモノづくりにこだわりながらも、新たなチャレンジを行なう店舗として「山下眼鏡」店。

外観からは、眼鏡屋とは感じられない店装。


●メガネのソムリエ 山下眼鏡店 

http://design-stadium.net/example/yamashita.html



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跡継ぎになる専務の発想らしく、メガネのソムリエを謳い、ワインセーラー仕立ての

デスプレイ什器。


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壁面のメガネを飾る什器も、ワインを陳列する什器をもじって作られたという。


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接客用のテーブルやソファはレストランのクインアリスを真似たと専務はおっしゃる。


クラシックな丸メガネを見せながら、鼻を掛ける部分が揺れているのを示しながら、

上からも下からも使えるメガネだと誇らしげにメガネを逆さに掛けたりする専務。


そばで静かに、専務の話を聞いている父親である社長。

店舗デザインは、専務の発想であるのは隠しようがない。




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次は、馬車道の交差点の角に位置している稲荷すしに特徴のある泉平。

創業1839年(天保10年)


2代目平吉が高野山で食したいなりずしの味に惚れ込み、伝授された作り方に一般大衆用

に甘い味にしたのが始まりといわれている。


●泉平

http://yokohama-norenkai.jp/izuhei/



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作っているところが外部から見ることができるようになっている。

オープンキッチンなのだ。ジョイナスの泉平も、規模は小さいが同じような手法が凝らされ

ていた。


横浜西口の百貨店時代、よく家族への土産に、崎陽軒のシュウマイとともに買って帰った

ものだ。



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アイスクリーム発祥の記念碑である「太陽の母子像」




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明治時代に、本格的な西洋式ガス灯の照明器具が用いられ、1872年(明治5年)に今の

中区辺りにガス灯を運営する会社が設立。横浜大江橋から馬車道まで設置されたという。


ガス灯だからと火がついた明かりかと思ったのだが、そうではなくガスの力でで点灯するから

ガス灯なのだそうだ。


●馬車道のガス灯

http://www008.upp.so-net.ne.jp/octad/gas-lamp.html



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最終地は、相生本店。

創業1931年(昭和6年)開業80年という。和食と洋食の両方が食べられる。

アイスクリームの発祥の形を忠実に再現した、《あいすくりん》を作り上げ、多くの人に

喜ばれているという。


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馬車道商店街副理事長であり、相生の社長から、馬車道商店街の概要の説明があった。


●馬車道商店街協同組合

http://www.bashamichi.or.jp/home.html     



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あいすくりんの特徴は、卵と牛乳と砂糖からできている、極めてシンプルなスィーツなの

だが、水や空気を混ぜないので解けにくいことと社長は説明された。



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そういわれてみると、一向に解けていかないのだ。



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コーヒーもデザートもとても美味しかった。最後の締めがこうした趣向は好感が持てる。

単に、建物や店を見る観光に終わることなく、店主やマイスター直々のお話が聞け、

その上にグルメな一時を過す。横浜ローカルツアーの会費はは2000円だったが、

コストパフォーマンスは割高とは思われなかった。


近辺の商店街との比較では、相生の社長は「元町は物売り、中華街は食、伊勢佐木町は

祭り。そして馬車道は歴史と文化が織りなす街とアピールされた。


開港・開国の地、横浜体験には馬車道は外せない!!