藤崎下で落ち合い、私はもとより長女も昼食を取っていないないという
こと、で雨降る中を徒歩で仙台一といわれる牛タンの店「利休」へ行くが
丁度、ランチの時間が終了していて、待望の牛タンを食することができ
なかったのだった。
仕方なく駅に出て食べるところを探すのだったが、ピタリと来る店がなく、
とりあえずパルコを覗いてから、店を決めることにした。
仙台パルコは昨年８月２３日に仙台駅西口北側再開発ビル「仙台マーク
ワン」の低層部地下一階から地上９階までを１５０店舗にてオ－プン。
投資額１３０億、初年度目標売上は１４０億といわれる。
●仙台パルコ
http://www.parco-sendai.com/page/
開業にあたっては、南野陽子と真剣交際を重ねたというクリエーティヴ
デレクター・箭内道彦氏の起用を始め、パルコらしいアーティストの才能
を店舗に注ぎ、パルコらしく仙台アートを全館にあしらったのだった。
他の百貨店が、旧態依然の土産物の打ち出しで終わっている中で、
パルコは「クリエーターが作る仙台みやげ展」となるようにセンスの
違いがはっきりと現れるのだった。
各フロアも、壁面を背負わないショップは、所謂百貨店の平場のように
壁面に配置されたショップの障害にならないように造作什器にも高低が
施され、フロア構成に一体感があり、既存百貨店のようなダサさがなく
ハイセンスにまとめられている。難波、有楽町、新宿のマルイのつくりに
似ているし、配置されているブランドも同じものが多いとの印象を得た。
ターゲット層が、都心のマルイと重なるのでさもありなんと納得した次第
だった。
長女の評価では、パルコが一番人の来店が多いという。私も店舗全体の
雰囲気、各ショップのＶＰ訴求も新しさを割り引いても、他を圧していると
の感触を得た。店舗のエネルギーも元気さを発揮していたのは間違い
ないところだ。翌日も、午前中に再び訪れて見たのだが、評価は更に高
めるものだった。
翌日、話を聞き、快く写真を撮るのを許してくれた「クリエーターが作る仙台
みやげ展」の期間限定ショップ。
●仙台経済新聞
http://sendai.keizai.biz/headline/501/
駅から入る玄関口前にはサンドウィッチマン＆狩野英孝の顔を表わした
ミヤギケンタウルス。仙台地区限定のＴＶ番組の企画によるものらしい。
仙台の新名所、若いカップルの待合せ場所となる予感！
ＳＰＡＬⅡはパルコに先駆けて昨年の６月２５日にビームス、シップス、
ユナイテッドなど好感度のセレクトショップをラインナップ。
新しいだけに、店舗環境も優雅で既存の百貨店よりもクラス感を醸し
出していた。
