姫路の惨めな百貨店巡りを切り上げ、昨年の3月にオープンした倉敷の

天満屋を一目見ようと、18時28分発のこだま769号に飛び乗る。


JR岡山駅で、山陽本線に乗り換え、19時26分に倉敷に到着。

閉店まで数分。一目散に向かう。


団塊のマーケッターのブログ



●天満屋倉敷店

http://www.tenmaya.co.jp/kurashiki/

●倉敷新店オープンチラシ

http://www1.tenmaya.co.jp/webchirashi/kurashiki/webchirashi58.html #


2005年に撤退した三越倉敷店の跡地に2~300m先から移転して

新店として天満屋倉敷店をオ-プン。


昨秋、岡山の駅前の百貨店を訪れた際に、天満屋倉敷店のオープン

の影響を熱く語られたので、時間があれば事前に覗いておきたいと考

えていた。


姫路の二店に暗澹たる思いにさせられ、居ても立っても居られず倉敷

に立ち寄ったのだ。


外観の雰囲気はいい感じだ。新しさの強みを醸し出していた。


店内に入り、各階を一瞥したに過ぎないのだが、

特に紳士のフロアは伊勢丹メンズの影響もろかぶりの売場構築がなさ

れ、地方店メンズとしては纏りもあり、それなりの感度を伝えていた。


上層階までエスカレーターで上がってから、降りようとすると

店内のスタッフから声掛けをされエレベーターに誘導されてしまった。


団塊のマーケッターのブログ


2階のデッキから見た婦人服フロア。


団塊のマーケッターのブログ



1階の外から見るが、もう商品には幕が掛けられ、販売員の姿はない。



団塊のマーケッターのブログ

東側から見た、店舗の側面。店が閉まった後も上品さは失っていない。

こじゃれた店舗演出に、東大出の若社長の力量と天満屋の可能性を見た

思いだ。


三越の鼻を明かして欲しいものだ。


団塊のマーケッターのブログ

天満屋の新店オープンは倉敷の街の品位を高めたのではないか。

こじゃれ感は倉敷の街に相応しい。

倉敷の美観地区を彷徨いながら、そんな実感を強くしたのだった。