●文京 あじさいまつり(文京区)
http://www.city.bunkyo.lg.jp/visitor_kanko_event_ajisai.html
南北線「本駒込」駅から5分、人の流れに沿って坂道を下りながら白山
神社に到着する。
梅雨時の風物「紫陽花」約3000本が咲き誇っていると聞き出掛けて来た
のだった。
歯痛止めの神様として庶民に信仰されていたという白山神社の境内から
周辺の白山公園に、色とりどりで多様な姿を表わす紫陽花に東京下町の
6月の季節を知るのだった。
紫陽花の漢字から想像すると、パープル色が似つかわしい。
「ガクアジサイ」というらしいが、この額縁型のアジサイは初めて見た
のだった。
ガクアジサイを改良したのが手鞠型の西洋あじさい「テマリアジサイ」だ。
この姿がアジサイの典型で、紫陽花ときくとこの姿がイメージされる。
アップして見る、微妙な色合いがファンタスチックだ!
色香誘う紫陽花といったところか・・・・・・・・
白の「テマリアジサイ」も趣がある。これから色香に染まっていく
直前の姿なのか。白のあじさいについても見た記憶が無い。
こちらもあじさいの一種だそうだ。あじさいも色々とあるものだ。
ガクアジサイの色合いも神秘に見えてしまう。
木漏れ日に煙る紫陽花。
自然の変化が、紫陽花の表情を幾重にも変化させる。
足早な紫陽花鑑賞だったが、3000本もの紫陽花の七変化を
目のあたりにし、6月の、雨が上がっている束の間の週末の午後の
ひとときを漂うのだった。
文京あじさいまつりは明日(14日)で終わりだそうだ。
鮮やかな緑の葉も息づいているように感じる。